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【閑話休題】自分的トラウマ話【モヤモヤ話】

こんにちは。タケぽです。前回は自分の生い立ちについて、noteにまとめました。そして最後に、次はモラハラ男、ブラック企業編を書くと言っていましたが、どうしても厄落としのために書きたい話があったので、閑話休題、自分的トラウマ話をいくつか。

人によっては、そんなに?と思うかもしれませんが、すごく思い悩んで生きてきたので、ここで供養を。

■男にも、女にもなれない怪物

今でこそ、ロリィタが好きでロリィタファッションに身を包み、人生を謳歌しているのですが、今に至るまで、たくさん悩んだことがあります。

前回のnoteで記載したとおり、私は父から性的虐待を受けていたため、一時期男の子になりたいと思い、ショートカットでスカートもブラジャーも嫌がり、休み時間は男子と一緒にサッカーをする人間になっていました。

そのため、女子からは「男好き」と渾名され、(そんなつもりは全くない)、男子からは気持ち悪がられ虐められるようになりました。

父の束縛のおかげで、化粧も大人になるまでできず、成人して家出をしてから、周りの見様見真似でお洒落やお化粧をしていました。

男の子になりたいと願ったからなのか、私は女友達を作るのが苦手で、男友達の方が多いと思っていました。しかし、男女の性差で、超えられない壁があることは薄々感じていました。(男女間で友情は成立するが、超えられない壁があり、男女間の友情はいともたやすく崩れると感じた。)

最近Twitterの広告でよく見る「自称サバサバ女」(以下、自サバ女)の話を読んでると、自分とは違うと思いたくても、周りから見ていたら、女友達より男友達が多い時点で、そう見えていたのではないかなぁと心がちくちくしています。

もちろん、「女の子になるための努力」はしました。だから、今の自分があったりします。

以前、神学部の友人に言われたことがあります。「女性も女装することによって女性になっているのだ」と。一理あるなと私の中で響いたので、心がけるようにしてきました。

第二新卒で入った会社(IT企業のSE職)の同期の女の子の話に合わせたいがため、20代女子に人気なコスメ、香水、ファッション、スキンケア用品、等々・・・ファッション誌を買い漁ったり、時にはどこのメイク用品を使っているのか質問してみたり。。。。

しかし、全然駄目でした。第二新卒で入った際、三ヶ月間研修があったのですが、研修班はプログラミングスキルのレベルで分けられ、(私はクソ真面目に入社前の課題を課題を調べながら解いたためできる組に入れられた)当然周りは男子ばかりでした。

私が女子に対してコミュ障を発揮している間に、女子の間ではグループが出来上がり、どこにも所属できない私はただただ、周りの男子に「淫夢ネタ」や「顔が好きなセクシー女優」の話をし、男子としか打ち解けることができなかったのでした。

結局、数人の女子としか仲良くなることができず、退職後に仲良くしている女友達は一人だけです。(仲良くしていた男子とのグループは後述しますが、コロナ禍やらいろいろあってもう連絡が取りづらい状況になってしまいました。)

周りに馴染めない女子にも男子にもなれない怪物は、ロリィタを身につけ、自分なりの可愛いを貫くことで、どうにか女子として今日も生きています。

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■セクハラで10キロ痩せた話

先述した、女友達が一人しかできなかったまま退社した企業は、別の記事で詳しく書きますが、なかなかの昭和体質、脳筋体質、ブラック企業でした。

セクハラも80時間残業もあるんだよ!!!!

それはさておき、私はその企業でに勤めている際、コーディングしながら泣いたり、休みの日も仕事のことが頭から離れなくなり、眠れなくなり、メンタルクリニックで抑うつの診断を受けました。

そして休職をし、そのまま退職しました。

抑うつは辛く、ひどく落ち込むことも多く、休職した当初は泥のように眠るしかできず、薬のせいか、体重が元々53kgだったのが63kgと10kgも太ってしまいました。

休職前から転職活動をしていたのですが、、休職に入ってみるとどこのIT企業も「ストレス耐性がないみたいですね」と門前払いをしてくるようになり、私は、知人のつてで細々とフリーランスのSEとして開業したのでした。

フリーのSEと言っても、前職(SIerやSES)と変わらない業態なので、コロナ以前はお客様先に常駐していました。

そこで、セクハラ事件は起こりました。

2019年4月から参画した企業で一緒になった、霜降り明星のせいや似のちんちくりんなおじさま(以下、せいや氏)がいました。

せいや氏はとても面倒見がよく、フリーSEとペット事業に関する会社の社長をやっており、社長をやっている企業では女性社員が多いため、私にもよくしてくれました。

6月から案件をスライドし、違うお客様先へ常駐することになりました。メンバーはせいや氏をリーダーに私、妙齢の女性、私と同い年くらいの20代男性で、和気藹々としながら仕事をこなしていました。

しかし、しばらくして、あることに気づきました。

せいや氏のボディタッチが多い。業務中、業務後問わず、頭を撫でられたり、肩を叩かれたりしました。しかも、私だけ。(妙齢の女性は人妻なため)曰く、「自社の社員と同じ扱いをしていた」というのです。

しかし、リーダーなので、毎日顔を合わせなければならず、質問もリーダーにせねばならず、ちょっとずつ違和感がストレスになり、出勤が憂鬱になっていきました。

ある日、せいや氏と帰りが一緒になり、いつもお世話になっているので、「いつもありがとうございます。」とお礼を言うと、「今度デートしてくれたらいいよ!」と言うではありませんか。

「デート」とはなんだろうと思いながら、断っても、雰囲気を乱してしまうのではと思い、「お食事に行くだけなら」とOKしてしまいました。

それが、間違いでした。

居酒屋に入り、対面で座りしばらくは普通に話していたのですが、急におでこにおでこをくっつけてきたり、「ぎゅー」っとしたいなど言うようになってきました。嫌だなぁと思いつつ、お酒も入っているし、酔っ払っているのだろうと思っていましたが、「この程度では酔わない」とたくさん日本酒を飲んでいました。

やっと解放され、帰る前に「今日はありがとうございました。(特に思ってはいない)」とお礼を言うと、熱烈なハグをされ、また明日!と言われました。

そこから体調が急降下し、家を出て数歩で視界が真っ白になって歩けなくなったり、業務中に何度も吐いたり、ご飯が食べられなくなったり、電車に乗ると倒れてしまったり、動悸がしたり、適応障害のような症状が出るようになりました。

まともに仕事ができなくなり、出勤するにも普通に出勤すれば30分の道のりが、2時間かけないとたどり着けなくなり、数歩歩いては蹲り、数歩歩いては蹲り、を繰り返しなんとか出勤していました。体重も50kgになりました。

ある日、通勤中に蹲っているとせいや氏と遭遇し、「大丈夫?お客さんには俺から伝えておくから。。。」と頭を撫でられました。

そこから我慢できなくなり、使っているエージェントの営業に相談し、一ヶ月で現場を変えてもらいました。

もう本人には会いたくないと言う気持ちが強い中、相手方の営業さんが「形だけでも謝罪の場を設けないと前に進まない」と謎の発言をし、嫌な気持ちのまま、せいや氏から謝罪を受け、現場を離任しました。

表向きな離任理由が「体調不良のため」だったので少し、解せないなと思いました。

しばらくは、電車に乗るたび体調不良になっていましたが、今は不安時に飲む頓服薬ももらい、電車にも乗れるようになりました。


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■多様な「告ハラ」を受けた話

最近、色々なハラスメントが流行っていますね。。。。中でも、告ハラというものをよく耳にしますね。

私の経験の中で、これは「告ハラ」かなぁと思ったモヤモヤ話を書いていこうと思います。

❶Twitterのフォロワーに告ハラを受けた話

Twitterで一度あったことがある男性フォロワー。しかも複数人で会ったので、私の中に彼の印象は薄く、正直どんな顔か忘れてしまっていました。

そんな時に急にTwitterのDMで「付き合って」と一言、彼から送られてきました。印象の薄い彼、ましてや一度しか会ったことのない彼から。

私は「送り先を間違ったのかな?」と思いそれはそれは丁寧に返信したところ、「タケぽさんは可愛いし、料理も上手だし、付き合ったら楽しそうだなぁ」って、自分本位な言葉ばかり連ねられて、「自分のことばっかりやないか!!!!」とちょっと思ってしまいました。丁寧にお断りしました。

丁寧にお断りした一ヶ月後、彼は「僕の彼女はあの子しかありえない!!!」と豪語し、他の子に告白してあえなく玉砕していたようでした。どこへでもぶつかって行くのは悪いとは言いませんが、爆弾が飛んできたみたいな思いになるので、四方八方へ告白をするのは、やめた方がいいよ。。。

❷飲み会の悪ふざけで、いいなと思っていた人に告ハラを受けた話

昨年の誕生日当日、思い人から(普段自発的にLINEをしない人)LINEが届きました。

「お誕生日おめでとう!生まれてきてくれてありがとう!」「好きだよ」(既読を促すかわいいスタンプ)

普通ならば喜ぶところですが、彼はこう言った発言はしない人だと私は知っていたので、違う人かもしれない!と思い「誰ですか」と震える手でメッセージを送りました。既読がついたものの、返信がこず、モヤモヤしたまま過ごしていると、次の日彼からLINEが。

「ごめん、昨日飲み会でいたずらされて。」

やっぱりと思いつつ、誕生日早々に思い他人から受けた仕打ちに傷つき、絶対いたずらした人ぶん殴ると思いましたが、何度聞いても、彼が犯人を教えてくれる事はありませんでした。

余談ですが、私の誕生日は抑うつで休職した挙句退職した前職の創立記念日。その日は式典があり、そのあと飲み会があるのが通例です。

多分いつも仲良くしていた(と私が思っていた)前職の男友達たちの仕業じゃないかと思っています。彼らとは疎遠になったので、それが答えな気がしています。

大学生の時にも、中学生の時に一ヶ月だけ付き合っていた男の子から、「ヨリを戻そう」とメールが来て、試験勉強中で忙しかった私は冷たくあしらったのですが、後から友達に聞くと「2ch(現5ch)にスレ建てして実況していた」とのことなので、メールの文面での突然告白は、基本悪戯だと思うようにしています。

❸彼氏がいるのを知っていて玉砕覚悟で告白してきた人の話

これは前々職で客先常駐した際、なぜかSEじゃなくてIT事務員としてアサインされてしまったときの話なのですが、IT事務員という立場柄、要員の入退場に関する手続きや、施設案内、要員の稼働予測、要員の勤怠情報に関する連絡を行なっていました。(体良くいえばPMOと言えるのだろうか?)

なので、いろんな人から頼られたり、仕事を任せてもらえたり、楽しいけれど、SEとして仕事したい私としては物足りない日々を送っていました。(事務作業を丸投げされていたので、申請作業など直接お客さんとやりとりしていました。新卒二年目にやらさないで)

ある日、インフルエンザと診断されたと連絡してきた人がいたので、一応診断書を取ってもらい、二週間休んでもらい、完治診断されたら連絡してくださいと指示しました。その時に「私も初めてのことなので、わからないことがありますが、、、お大事にしてくださいね。」と声をかけたことを覚えています。

いつも通り、インフルにかかった人の席を消毒し、仕事をしていて数日後。。。

完治の診断を受け、インフルエンザにかかった彼が出勤してきました。その日からなぜかチョロチョロ私の周りをうろついているような気がするのです。。。気のせいだと思うようにしていたのですが、お手洗いに席を立った際、ついてきたので、あ、、、、これストーカーされてる???と思いながら、用を足し、お手洗いから出てくると、「待っていました!」と言わんばかりに愛の告白をされました。(この時彼氏がいる旨を伝えると、知っているとの返答でした。)

彼曰く、ただ気持ちを伝えておきたかったとのことです。まさに王道中の王道の告ハラと言ったところでした。

世の中にはいろいろなハラスメントがありますが、される側としてセクハラ、告ハラはダメージがでかいので、身の振り方を考えてから行動して欲しいなぁと私は思います。

以上、モヤモヤしたモヤ話でした。

タケぽ

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