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文章術はこの一冊ですべてわかる

「書かれた文章」は、
その人の「人生そのもの」です。
そして「言葉」には、
「人を守り、支える力」があります。

本書は、文章術の名称「100冊」のエッセンスを1冊にまとめたものです。
その中のベスト3を紹介します。

[1位] 文章はシンプルに


わかりやすい文章を書くには無駄な言葉を使わず、簡単に書くことが大切。
「なくても意味が通じる言葉を削る」

[2位] 伝わる文章には「型」がある。


文章のプロが使っている3つの型
(1)逆三角形型
「結論→説明」結論を先に述べる。
新聞記事、ビジネス文書、実用文向き。
(2)FREP法
「結論→理由→具体例→結論」
結論を述べた後、結論に至った理由と具体例を述べる。ビジネス文書、実用文向き。
(3)三段型
「序論→本論→結論」
結論を最後に述べる。論文向き。

[3位] 文章も「見た目」が大事


①余白で読みやすい印象を与える
余白のない詰め込み文章は読みにくい。
「行間」をあけ、「空白行」を意図的につくる。
②ひらがなと漢字はバランス重視で
・漢字が多いと、固い印象、内容が頭に入りにくい。
・漢字が少なめだと、やわらかい、内容が頭に入りやすい。

③見た目を良くすると、文章のリズムも良くなる
音読したときの読みやすさが大切。
文章を読む時、誰もが「内なる言葉」を使って、頭の中で音読している。

<感想>

いろんな文章術の本を読んできましたが、
それらがこの1冊にぎゅっとまとまっており、
読みやすかったです。
今までの自分の文章を見直すにも良い内容でした。
仕事ができる人ほど見た目にこだわるといいますが、文章の見た目を磨くことは、自分の見た目を磨くのと同じくらい大切ですね。

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