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本当に社会的影響力を得られるのか?

前述の記事では人権活動は辞めると書いたものの、性分というか、暮しの手帖元編集長の花森安治氏の影響というか、昔から体験し続けている精神疾患に関連した差別的な待遇等、言いたいことはいろいろある。懲りない性分だ。

ということで、インターネットを使った社会運動であるインターネットアクティビズムを再開することにした。まあ、いわゆる自称インターネットアクティビストということになる。

最近は新聞やNHKといったメディアや政党、官公庁に投書したりしたし、ちょっと物申したい精神保健福祉関連団体へのメール送信、ウェブサイトも立ち上げたし、署名サイトVoiceにも「精神障害者の収入を上げよう」という署名を立ち上げた。

著名なジャーナリスト、最近では津田大介さんや雨宮処凛さん、フォトジャーナリストの安田菜津紀さんに、社会学者の宮台真司さんや上野千鶴子さんもある時期ジャーナリズム的な活動をしていた。最近はゲンロンを主催する思想家の東浩紀さんもその中に入れてもいいか。

彼らはメディアを含めて知名度もあり、縦横無尽?に゙活動できるように見える。NPOや会社を立ち上げていたり、有名大学に所属していたり。

それに比べてこちらは心の病で療養中の一凡人である。使える道具といえば廉価なAndroidスマホとタブレット、それに安売りで買ったChromebookぐらいである。しかし電子工学や情報工学的にいえば、高額な情報機器でも低額な情報機器でも、目的が達せれば関係ないと考えている。

実際、問題になってくるのは、あらかじめ分かる通り、自分の拙いインターネットアクティビズムという社会運動がどの程度の影響力を社会にもたらすかで、グチャグチャ考えていたら頭が重くなったので、さっきは朝日新聞と毎日新聞それぞれの投稿欄に投稿しておいた。悩むなら動くタチだ。

そういうことで、インターネットを使った社会運動というか精神保健福祉を中心にした人権活動であるので、昨日立ち上げた4つのウェブサイトは10年くらい、署名サイトVoiceの署名も2年間、それぞれ放置してアクセス数のみを確認すればよいだけである。あとは気が向いたときにメール送信や投書に投稿を気の向いたときに行えばいいだけだから、日々の時間はほぼ取られない。

あー、と思うのは、これだけの活動で本当に社会的な影響を及ぼせるのかね?という部分で、そりゃ著名なジャーナリストには敵わないに決まってるし。まあ、花森安治氏の「一銭五厘の旗」というか草の根運動で構わないと思えばやっていけるかな。今のこの時期に心の病の患者が人権活動をインターネット上でも開始し始めることに意味があると思っているので、ひとまず成果は二の次だ。

スラックティビズム(怠惰な人権活動)とも揶揄されるインターネットアクティビズムだが、これからの時代は徐々に路上でのデモ行進やビラ撒きに変わって人権活動の主流に置き換わると睨んでいる。要するに世論を形成して選挙の投票に結び付けられれば、現実のアクティビズムでも、インターネットアクティビズムでも、どちらでも構わないと思う。

いろいろ書いたが、自称インターネットアクティビストなので、インターネットアクティビズムの効果はどうあれ続けていくが、世間の動きを注視(流行語だな)しながら、インターネットアクティビストを暇な時に続けてみることにする。


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