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ゴーカート事故から考える危険予知の話

今日2022/09/19に発生したゴーカートの事故により2歳の男児が亡くなりました。

事故に関する記事がこちらです。

果たしてこのような事故を防ぐことは出来なかったのかを考えてみたいと思います。

この事故の責任は誰にあるのか?

ゴーカートというのは子供が乗る乗り物である上に、体験会なので初心者が乗ることは簡単に予想がつくはずですね。

と、いうことは安全管理をする責任はイベント主催者にあります。
では、何故イベント主催者に安全管理が甘かったでしょうか?

イベント主催者も事故は防ぎたい

イベント主催者も事故が起きてもいいだなんて考えているはずがないです。

仮に彼らが他人に思いやりが無くとも責任問題や業務上過失傷害罪があるので、事故は起こしたくないはず。
それでも、甘い安全管理を行っていた。

何がイベント主催者をそうさせたのでしょうか?
それはイベント主催者のコメントから伺えます。

イベントを行った函館トヨペット 坂上裕一 車両企画部長
「ピットインする基本的に低速になる場所だったので、フェンスがない状況」

運転を指導 新千歳モーターランド九谷田聡 常務分、時速40キロくらい出ていた」

HBC北海道放送ニュース

女児の運転するゴーカートは、ピットインする前にあるカーブを曲がれずに直進をしてカラーコーンをなぎ倒しながら男児に衝突しました。

ですが坂上裕一氏は"基本的に低速になる場所だった"と言っています。

なので、坂本氏は"ゴーカートはピットイン前に必ず速度を落とす"という固定概念があったというわけです。
ゴーカートがピットイン前に加速することは想定外だったのでしょう。
もちろん多くの運転手は速度を落とします。坂本氏はその様子をたくさん見てきたのです。

主催者側がこのような事故を防ぐには

安全管理業務は想定外との戦いです。
あの福島原発事故も巨大地震を想定していなかったから発生しました。

そして、人間は想定外のことは頑張っても想定できません。

なので、過去の事故事例やその対策について学習するしかありません。
今回の事故もゴーカートの事故事例について学習していたら防げていたかもしれません。

安全管理業務や啓発を行う際は過去の事故事例についてしっかり学習していきましょう!!

おまけ

他にも毎日記事を書いているので是非見てみてください!
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