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プロ野球、DHにすればよいというものではない。

 DH制度について、改めて言われているけども…問題の本質はそこじゃないと思うよ。単純に考えても、いくつかの問題点があるし。特に重要と思われる部分を三つに絞ってみました。

① DH制度がないことがセパの格差の原因なのか

② 国際大会では全てがDH制度なのか

③ DH制度導入によって、セパのわかりやすい違いが失われる点

まず①ですが、これは

それだけが原因ではない

と思いマス。

 ずっと野球ファンとして見てきた身としては、最近の格差の要因は

1 ホークスの資金力によるチーム力向上に引っ張られてパリーグのチーム力が底上げされた

2 DH制度による攻撃的な試合内容によって投手力が鍛えられた

3 近年、実力派の選手がパリーグへ流れたことも影響ある

が主な点だと思っています。

 2については、従って要因の一つとしては認めています。ただ、あくまで

DHがないからは飛躍しすぎ

でしょう。原さんが発言したのも問題提起としてだろう、と思っています。単純にDHしたら解決する、とは原さん自身も思っていないんじゃないかな。

 従ってDH制度を入れたから対等に戦える、という事はまずないだろうと踏んでいます。1なんかは親会社たるソフトバンクが投じてるインフラや人材のピラミッドを広げる投資を見たら、今回の様に圧倒的な差がつくのは当たり前だよ、と私は思う。余計にそういう理解をしているため、原さんの言うようなDH導入云々と言う話だけなら反対な訳です。

 そもそも、プロ野球界の今後のためを思うなら私の持論だと

一社保有に限界がき始めている

と感じています。スワローズファンには申し訳ないけれど、あのチームの選手層の薄さを感じさせる投手陣の崩壊っぷりは、単純に

人材というパイが小さすぎるから故障率も高くなる

に過ぎないと思ってますからね。補強で何とか出来る問題じゃ、無くなってきている。

 そして3の影響はあったんじゃないかな。ダルビッシュさん、大谷君など、今メジャーでやってる選手がパリーグにいた影響って大きかったと思う。いわゆる実績ができているため、メジャーでやってみたいな…と思う選手は許してくれるチーム(球団)に行きたいと思うでしょう。ファイターズはそういう実績とブランドをうまく使ってチーム力を落とさない戦略をちゃんと持っている。そう感じる、賢い経営を行っているチームもパリーグの方が多いと私は思っているしね。

 ②についても、国際大会でDHで全部統一なら余り反対はしないよ。国際大会でもそうなっているならば、それに合わせた戦略・戦術に習熟する必要性があるから。ワザワザDH採用しない、にこだわる必要性はその分薄くなる。餅ロン③のリーグの個性、という観点からすれば現状維持が望ましい、といちファンとしては思っているけれども。

 こうしたことからも、DHありきはあり得ないと思う。そもそも、根本的な問題点って他に山積みだし。FA制度やドラフト、MLBとのポスティングの関係…などなど。以前書いたクライマックスや交流戦のことだってある。こういう問題の方が優先事項だと思うので、余計にDHのことなんてあとあと!になっちゃうね。(苦笑)

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元図書館ギョーカイの人。元職として図書館関連、歴史や経営・組織論、興味の沸いた分野中心に書いてゆきます。現在離職して通教で大学生やってますが、お仕事も募集中です。
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