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子育てと怒りの感情

子育て中の方もそうでない方も、怒ったことが無いという人はなかなかいないのではないでしょうか。

まあ、私も子育てするようになってから怒りの沸点が低くなりましたね、、、😂

このところ読んだり聞いたりしたことで心にひっかかったことは、その”怒りの感情”について。

「喜怒哀楽の中で、怒りとはそもそも無い感情である」

「怒りは第二感情」

全く違う方が同じような内容のことを言っていたので、自分にとても響いた内容でした。

怒りというのはその感情が湧き上がる手前で、先に感じている感情がある。

何か自分にとってネガティブな事象があり、悲しいとか悔しいとか、そういった感情が一度湧き上がった次に来る感情、それが怒り、ということらしいです。

言われてみるとなるほど。

確かに。

自分自身を振りかえって、どういう時に怒ってしまうのかを考えてみました。(ほぼ子供になんですけど。。。。😭)

・ゲーム終わりの時間だよー、と何度も何度も声をかけてもやめない時。

・習い事に行きたくない、やっぱり行くを何度も繰り返し、ぐずぐずして時間が経ってしまう時。

・子供が物事が上手く行かなくてイライラ→暴言があまりにひどく続いた時。

etc...

こう書いてみると、やはり時間の経過があります。

初めの内はまあ、そういう気持ちになる日もあるよね~、なんて構えていられるのですが、あまりに

”長時間”

”何度も何度も”

続けられると怒りの防波堤が決壊します。

でも、自分でも内心なんでこんな怒ってんだろ、、、という冷静な自分も内側にいるのです。

でも鬼の形相と口が止まらない、、、👹

ここの心理を深堀りしてみると、私は自分のイメージやスケジュールが予定通りにいかないときに沸点が下がることに気づきました。

上記の事例でいうと、

・ゲームはルール内の時間で終わらせて欲しい。

・今日は習い事に行く日だと思っていたのにその予定が変わった。(何ならその間に〇〇しようとか計画を立てている)

・イライラを口で発散したらすっきりするから段々落ち着いて来るかなと思いきや、全くイライラが収まらず、ずっと暴言を吐いている。

子育てって、思い通りにいかないことだらけですよね。

毎日、毎時毎分それとの闘いです。

そして、書きながら気付きましたがなんと子供自身の怒りポイントもまさにそこ!!

同じなんです!!!😱

ああ、子は鏡。

・もっとゲームをやっていたいのに、もうお終いと言われる。

・今日は工作がしたい気分なのに、習い事に行くのは嫌だ!

・漫画を買ってもらえると思っていたのに、その前に公園に行くのは嫌、今すぐに買ってほしい!

といった具合。

そして、第二感情である”怒り”で相手に伝えようとしても全然想いは上手く伝わりません。

そして、親が怒りで子供をコントロールしていると、子供もその術を覚えて行ってしまいます。

怒りによるコントロールが一番手っ取り早く、即効性があるからです。

書きながら、猛反省。。。
😭😭😭

怒りの感情で相手をコントールしないようにするためには、その最初の第一感情を感じてみると良いそうです。

今自分はこう感じているんだな、、、と俯瞰してみる。

すると怒りの感情と距離が出来るようになってきます。

そして、子供って正論があまり響かない。

何故だめなのか、こうした方が良いよ、と説明することも大事なのかもしれないですが、それより子供の気持ちに共感しつつ、ママはこう感じているよ、こういう気持ちだよ、と伝えていく方が伝わりやすいそうです。

そして、ここからは私の最終判断で、どうしても納得せずにダメなら、、、

出来るだけ子供の要求に応えてあげればいいんじゃないかなと思います。

よくよく考えたら、子供の長い一生の中で今すぐ漫画を買うか、1時間後に買うかはほんのほんの些細なことです。

日々子育てをしていると、実はささいなことに親の自分がこだわってしまっていることもあります。

それより、いい気分でいること、楽しい気分で親子毎日過ごすことの方が大切なのだなと思います。


先日、習い事に行きたくないと初めてサボった日、その後子どもが呟いたひと言。
「こんな気持ちになるなら行けば良かったな。」

こういう体験をするのも良いかもしれません。

今日も1日、怒らず笑顔で過ごせますように!!🤗

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