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Webライター日記(1)─模写で「型」を身につける

こんにちは。ウェブライターの「たけなかしんご」です。

今日もお越しいただき、ありがとうございます。

Webライターをはじめて1カ月を過ぎましたが、この期間、毎日欠かさずに行なっている「ある習慣」があります。

それは、「模写」です。

模写とは、本やWeb上の記事などを、手書きもしくはタイピングで書き写す行為のこと。

もちろん、字が綺麗になりたいとかタイピング能力を上げたいのが理由ではなくて、Webライターに必要な文章力、いわゆる「型」を、自分の体に染み込ませるのが目的です。

ちなみに、僕が模写に使用しているのは、「新しい文章力の教室」という本です。

なぜこの本を選んだかというと、Web上に転がっている文章に比べ、内容が内容だけに文法や用語の使い方が正しいだろうと考えたからに他なりません。

守破離

「守破離」とは、茶道や能楽などの芸道や、剣術や柔術といった武道などにおける、修行の段階を示したものです。

もともとは千利休が語った「規矩(きく)作法 り尽くしてるともるるとても本(もと)を忘るな」という言葉が由来とされています。

それぞれの段階の意味は、次のとおりです。

  1. 守:師匠の教え(型)を忠実に「守」る段階

  2. 破:他の師匠の型も取り入れ、自分の型を「破」る段階

  3. 離:型から「離」れ、オリジナルのものを生み出す段階

駆け出しのWebライターである自分は、1つめの「守」の段階、つまり師匠の教え(型)を忠実に守らなければならないレベルにいる、ということですね。

だから、いろんなもの(型)に目移りしてしまったり、いきなりオリジナリティを求めたりするのではなく、たった一人の「師匠」を見つけて、とことん真似ることが大事なのだと思います。

「新しい文章力の教科書」は、僕の師匠

「新しい文章力の教科書」は、今から4年ほど前、僕が一度Webライターに挑戦したときに買った本です。

しかし、当時は読んではいたものの、書き写したことはただの一度もありません。

そして、4年たった今、同じ本をふたたび開いて「模写」を続けてみると、ただ読むだけに比べると、内容の定着度が違うような気がします。

手を動かして書き写す作業をすることで、もしかすると脳の動きが活発になって、記憶に役立っているのかもしれません。

「新しい文章力の教科書」は、平易な文章で誰にとっても読みやすく、僕にとってはお手本となる「師匠」です。

いつか、こんな文章が自分の中から自然と湧き出るように書けるまで、何度も繰り返し「模写」を続けたいと思います。

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