詩142 圧迫
何でこんなに何かに追われなきゃならんのか
人の心に圧迫され
人の行いにも圧迫され
心の裂け目はブラックホール
行いの源は不夜城の基礎
夜はいつも雨
雷は鳴るは暴風は吹くはで
結局
天候にも私は追撃されている
瞳が乾き
この手に触れる世界も
この手でつかめる視野も
どんどん狭まっていくばかり
フランスで嗅いだ
香水の匂いは種類が多すぎて
とても私の手に負えない。
匂いが転んでいる。
だから
匂いが軽すぎたり重すぎたりするのだろう
これも 一種の 圧迫だ!
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