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Vol.140 「よい」授業


1.授業における指導の目的が明確で、その展開に筋が通っている。(論理性)
2.学習活動が、効果的に組み立てられている。(構造化)
3.授業の進行に動きがあり、豊かな内面活動が見られる。(生動性)
4.学習の方法を学ぶ授業となっている。(学習力)
5.全員参加のよい学習集団が組織されている。(共存感)
6.一人ひとり、その子なりに力がついていく。(個別化)
7.教師の出場と出方が適切である。(機動力)
8.教師自身が納得のできる授業である。(自己評価)

国語教師・竹の会(1986),国語科よい授業の要件 P22

 「よい」授業ってどんな授業なのでしょうか。「よくない」に目を向けて試行錯誤を繰り返すことが続いていたので「よい」ほうを問われたときに言葉にできませんでした。

 でも、最近読んでいた本は

  • 国語科よい授業の追究

  • 国語科よい授業の要件

  • 国語科よい授業の実証

でした。「よい」を知りたいと思っている自分がいます。

 自分が「よくない」と思っていることを見た上で、「よい」を見つけていけたらなと思っています。

 今は一人ひとりの考えをちゃんと聴けていない自分がよくないと思っています。ですが、その場面場面での「よくない」だけでなく、

  • 授業のねらいは?

  • 単元を通して学ぶ過程に深まりはあったのか?

  • 単元をふり返って一人ひとりはなにを得たのか?次につながることは?

といったところまでふりかえる必要があるなと思いました。

 時間をかけてじっくり見つけていこうと思います。

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