偽物の「うん」の存在 第64回e-cala cafe

education
challenge
active
learn
act
教育について挑戦し、活発に学び、行動する
合体させて…

放課後に職員室で気軽にお茶やおやつを食べながら授業について相談するような雰囲気
学級や子どもたちのことについて語り合って、ほっとしたり、すっきりしたりする感じ
フランクに自由に、あーでもないこーでもないと考えを語り合う
明日からやってみよ!と前向きな気持ちになれる
そんな場にしたい

e-cala cafe
いーから かふぇ

#教育 #授業 #子ども #小学校 #e -cala cafe #学び合い #聴き合い  

今日は、授業研の実践、授業動画の子どもたちの様子をもとに、学び合い、聴き合いについて、考えました。
日々の授業において、どうしても話し手に注目してしまいがちになります。
でも、学び合い、聴き合いにおいて大切なのはよりわからない聴き手の存在です。
でも、よりわからない聴き手のわからなさは、簡単には外化されません。
わからないことは、恥ずかしいこと、惨めなことという意識があるからです。
そこで、考えを提案した話し手の問い返しが必要になります。
違った表現をすると、話し手が相手のわかり具合を探るよりよい聴き手になるということです。
わからなさをかかえている子は、偽物のうん、あそっか 曖昧な説明…なんかする といった言葉でその場を逃れようとします。
その偽物うんやあそっか、…なんかするに対して問いかけていきたいのです。
きっと一斉授業だと、その行為を教師がやっていると思います。それをグループでの学び合い、聴き合いでは、提案した話し手に行ってほしいのです。
学習科学では、話し手を課題遂行者、聴き手をモニターとしています。
課題遂行者がモニターのわかり具合を掘り下げる問いかけをすることで建設的相互作用が持続する可能性が高くなるとおもっています。

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