自分が作ってしまったキャラクターをこわすことは…

それぞれの子どもは、学校でキャラクターを作っていると思います。

そのキャラクターは、その子本来の姿ではない姿かもしれません。

そのキャラクターは、学年が上がるごとに、硬いものになり、壊すことができなくなります。

学級の子どもたちも「○○さんは、・・・な性格」「○○君は・・・な人」とキャラクターが固定化されています。その自分が作ったキャラクターに合わないことは、やらなくなります。いや、できなくなってしまうのかなと思います。
本当はそんな自分じゃないんだけど、周りの人はそう思っているから・・・と、新しい一面を表現することができなくなってしまうのだと思います。

新しい一面を表出できるようにするためには、担任が、学級の子どもたちに、その子の見方が変わるように、その子らしさを価値づけ、伝えていく必要があるかなと思います。

例えば…
すごく熱く、一生懸命な子だけど、乱暴者

こういう子は、乱暴な面ばかりがクローズアップされ、全体の前でもよく指導されます。学級の子どもたちも、「〇〇君は、乱暴者で怖い。関わらない方がいい」というイメージを持ってしまいます。

でも、熱く、一生懸命だから、思うようにいかない時に、感情が抑えられず、イライラしてしまうのかなと思います。

なぜ、そこ子が乱暴者なのか、他の一面はないのか、その子のリソースは何なのかを見取り、その子のよさを学級の子どもたちに伝えていくことで、その子の見方が変わってくると思うのです。

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