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〜介護を支えていく方が心が軽くなり、笑顔でいてほしい〜

それが私の願いです。

現役の介護士であり、介護セラピストでもある夏希優太です。

私自身の現場での経験から書いていることもありますが、少しでも介護に関わる皆さんのヒントになれば幸いです。そしてひとりでも楽な気持ちで介護に関わっていただけたら嬉しいです。

もうすぐ立春ですね。
今年の立春は明後日、2月4日。
立春の前日は節分です。先日氏神様へお参りに行ったときに御守りを購入したときに福豆も一緒にいただけました。

では早速、今日のお話に入ります。

今日は、感情との向き合い方についてです。

自分の中に出てくるブラックな部分、ドロドロとした部分、一般的にはネガティブと表現されますがそこをスルーしないということ。

介護をしていく中ではどうしてもその部分と向き合うことが多くなります。自分自身のみたくない部分。できればスルーしたい…そんな自分を受け入れたくない。そうやって何とかよい気持ち、ポジティブな方向へ持っていこうとする。

けれどそこはスルーしないで、一度自分の中で受け止める、認める方がそこからの切り替えはスムーズに行きやすいです。

これは私自身、日々の介護現場の中で痛感しています。

このブログでも書くことが多いですが、介護のお仕事を始めた当初の私はこの部分が本当にできませんでした。

利用者さんに対してイライラしたり怒りの気持ちを持ってしまうのはよくない。

そんな気持ちになる自分がまだまだなんだ、ダメなんだと思ってそこから自分を責めたり無理矢理に気持ちを切り替えようとしていました。

一方で何故かモヤモヤしている気持ちも感じていたのです。それは実際に自分が感じている本当の気持ちと頭で考えようとしている気持ちの間にズレが生じているから。

今はそんな時があっても、「あぁ、仕方ないなぁ。今自分はそんな気持ちなのね」と受け止められるようになりました。そうできるようになってからは気持ちが楽になり、そこからの切り替えも早くなりました。

人には感情があります。

だからブラックな部分が出てくることだってあります。そこも自分というものの一部分です。ブラックやドロドロした部分が悪い訳ではないのです。

そうした気持ちが湧いてきたときにはスルーしないできちんと受け止めていく。

・人間だからこんな時もある、仕方ないなぁという捉え方をしてみる

・感じている気持ちを書き出してみる(介助中には難しいでしょうからそんな時は深呼吸してみるだけでも○。時間があるときに書き出してみる)

・人間らしくていい

前述にも書きましたが、ブラックな部分も含めての自分自身です。だからそれによって自分を責めたり否定をしないこと。

その自分とも向き合っていくことが介護をしていくことでもあります。

今日お伝えさせていただいた捉え方や方法で自身の気持ちとつき合っていってみてくださいね。

【今日のワンポイントレッスン】
・自分の中のブラックな部分をスルーしないこと

いつも読んでいただき、ありがとうございます。

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