201005どうでもいい話ストックが欲しい

最近子どもが公園に行くと一緒に遊べそうな子に声かけるんですね。なかなか慎重に選別してるなあと見てて思うのです。(強そうな子より優しそうな子、同い年か年下、ジャイアンじゃなくてしずかちゃん、)

それはいいのですが、お母さんと何かしら話はしないと礼儀として。言い出しっぺの親として。と思うのですが、世間話、ほとんどしたことないんです。人生において…

沈黙が全く気にならない上、人のことを掘り下げるのが苦手で、こんなこと聞いたら失礼かな?などと思い口をつぐんでしまう。

いま何歳ですか?とか保育園ですか?とかすぐ終わっちゃうんですね~…第一その子が小学生でも幼稚園でも保育園でも何でもいいですし。

その日は子どもが頂き物の蛍光塗料が塗られて夜光るというマスクを付けていたのです。

子どもは「夜光るんだよ!」と自慢げにおともだちのお母さんに話します。

「光るんですか?このマスク」

「あ、あーそうなんですよ。Danielって文字が光って浮かび上がるんです」

あ!ちょっとウケた!

筆記体で描かれた謎のDanielという人名が夜な夜な浮かび上がるマスクがウケた!

まぁ、それだけで他はやっぱり何話そうとグジグジしていたんですが、お母さんが

「娘はトーマスが好きなんですよ」

と話してくれて、その時

「あ、大江戸線にトーマスだらけの家族スペースみたいな優先席があって、トーマスが3人組で女子っぽい他の列車2人といるポスター貼ってあるんですけど、アイツあんなに少年ぶってるのに家族いんのか、いつ大人になったんだ、そもそもどうやって増えてんだと衝撃でした」

という話しか頭に出てこず、結局脳内でボツにして「そうなんですかー」しか言えなかったのです。

でも、こんなどうでもいい話こそすれば良かったんじゃないの?と後々ハタと気付きました。

Danielレベルに下らなくて話のタネにはなったんではないの?と。

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家族っぽいけどちがう

子どもが知らぬ子に話しかける挑戦をしている以上、世間話はしたほうが良い。もっとこの手のどうでもいい話を集めないと。

どうでもいい話はたくさんあるんですが、万人受けする話って難しいですね。

・家のベランダでカマキリがトカゲを丸々一匹手(鎌)でしっかりはさんでお食事していた

・セミ二匹が絡まりあっていて上下顔の付いた新手のクリーチャーみたいになってた

個人的に話したい話題は引かれそうなのが多く難しいです。この話を受け入れてくれるお母さんは私が友だちになりたいくらいです。

ドラえもんに「どうでもいい話ストック」を出してほしい。

そもそも長考が過ぎるわけで、もっと軽やかにどうでもいい話を繰り出せる人になりたいです。

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トビー。どんなにキャラクターが増えても内面には言及してもらえず「四角いなかま」オチ担当なのは変わらない。

こういう話ポンポンすりゃあいいんでしょうかね…。

最後まで読んでくれてありがとうございました。




つけヒゲに憧れているのでつけヒゲ資金に充てたいです。購入の暁には最高のつけヒゲ写真を撮る所存です。