無意識に売り込む「Unconscious Sales」
お店に来ている人の80%の人は、無意識にそのお店に来ている。
コンビニで募金する際、なんとなくしているから何の募金か覚えていない。
無意識を操れないと倒産、リストラします。
1、無意識動作
さて、皆さんは何をしたでしょうか??
目をつぶりませんでしたか?
人は1つのことしかできない。香りを嗅ぐときは目を閉じる傾向がある。
目をつぶる行為を意識してやりましたか?
今スマホを見ている方、意識して呼吸していますか?
=それを無意識動作と言います。
サブリミナル効果
サブリミナル効果とは、意識と潜在意識の境界領域より下に刺激を与えることで表れるとされている効果のことを言い、視覚、聴覚、触覚の3つのサブリミナルがあるとされる。
2、無意識動作を意識した施策
ビジネスをするときにお客様の声を聞いてはいけない。
無意識動作を意識した施策をすることが重要!
現代人の集中力は8秒しか持たない。
昔は15秒だった。だからCMが15秒。
この講義をずっと聞いている人は竹花さんに操られている。
「無意識を操れないと倒産リストラします」という損失を提示することで不安を煽っている。「営業成績が上がります。成功します!」というようなポジティブな言い方では人は見ない。
例えばデパートに行ったとします。
必ずクラシックが流れていますよね。
皆さんは無意識的にデパートにいる。
逆にクラブに行くとアップテンポな曲が流れているのでお酒がバンバン出る。
音や香りだけではなく、色も購買に影響を与えます。
カラーマーケティングは非常に大切。
マーケターでこれを知らない人はヤバイ。
駅のホームにあるブルーライトは心を落ち着かせて自殺を防止するため。
人間の脳は3つに分けられている。
真っ黄色のキノコがあったとして、食べるか食べないか?
あまりにも変な色のキノコは脳が反射的に拒否して食べ物として認識しない。それくらい色は大事なもの。
参考
ポール・D・マクリーン博士による『脳の三位一体論』という仮説
シンプルに言えば、人間の脳は「反射的な爬虫類脳」と「情動的な哺乳類脳」と「理性的な人間脳」の三層構造で構成されています。これは、進化の過程によって人間の脳には「 3つの脳 」が同居しているとした。この3つの脳の特徴から、人間の三大欲求がわかります。それは「生きたい・関わりたい・成長したい」です。
人間の脳のほとんどは使われていない。
3、無意識を攻略するのは感動
ビジネスセンスは見えないものを見るスキル!
・涙を流してください
・怒ってみてください
・笑ってみてください
・嫌ってみてください
感情っていうのは全て無意識に行う。
感動と無意識は繋がっている。
例えば誕生日にプレステ5が入っていたとします。
欲しかったプレステ5が手に入ったら喜びますよね。
そこにさらに最新のソフトと特殊なコントローラーがついていたら(予想していないものが入っていたら)、めちゃくちゃ嬉しくないですか?
期待値とのギャップが感動を生み出す
人が1日で広告に触れる回数は2000回と言われている。
広告が街中にどんどん増えている。
多くの広告看板やCM、YouTube広告を見たが覚えていない。
=人は無意識的に広告を拒否している
無意識の中に認知や印象を入れなければいけない時代になる。
=アマゾンのCM
もうストーリーはご存知ですよね。
見たことがない人はこちらからご覧ください
このCM一言もしゃべらないんです。
③の時点でようやくアマゾンだということがわかる。
無意識的に拒否されないように、広告ではない広告を流している。
ストーリーテリングが大事!!
4、感動を生むSTARの法則
上記のようなものに感動する。
もう少しわかりやすく言うと下記のようなこと。
ビジネスをやる上でこの4つだけを意識して感動させる
・SENSE
飲食店なら、味・香り・BGM・盛り付けなど五感を刺激する
・THINKING
ただ料理の説明をするだけでなく、人が知らない知識を添えて説明する
・ACTING
ディズニー映画が流行る理由(貧乏な生い立ちからの成功があるため)
ストーリーを設定する。
・RELATION
飲食店なら、テーブルイントロダクションを行い、名刺交換をしたり、テーブル担当である挨拶を行う
5、ビジネスはシンプルに
人は知りたがりであり、知るのは面倒くさがり屋である
補足
①USP(他店と被らないお店の強み)は1メッセージにすべき!
購入までのタップ数を減らしたり、視覚的に評価がわかるように★を使って表記する
②共感できるメッセージを投げかける。(社会的問題)
一人暮らしが多い、ペットの殺処分問題➡ペットロボ
スマホのせいで子供の姿勢が悪くなっているので、子供の姿勢に特化した整体院にする。
③コピー機に行列ができていて、A:先にいいですか?と言っても譲ってもらえない。B:教授に言われてとどうしようもない理由を伝えると46%の人が譲ってくれる。C:走ってきて焦っているフリをして先にいいですか?と聞くと42%が譲ってくれる。
AとCは言っていることは同じなのに、急いでいるフリをするだけでBとほぼ同じ結果が出る➡人は理由を求めていない
6、次回予告
みんな宗教は違うのに、初詣にはなぜ行くの?
➡みんなが行くから。
ビジネスに必要なのはみんなにやらせること。
次回は無意識にアクションさせるSNS活用法についてです!
お楽しみに!!
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