どんなものに投資するべきか#11

生きづらさを何年も抱えている方、
夫婦問題や親子問題を何年も抱えている方、
恋愛等で悩まれている方、
のブログやTwitterを読むことがあります。
ある一人の方のものを過去まで遡って読むことがあります。
皆さんがどんな悩みをお持ちなのかを知りたくてたまに読んでみることがあります。

その中で、
「海外旅行に行ってきました」
「株をやっています」
「新しいバッグを買いました」
「住宅ローンを繰り上げ返済しました」
「気晴らしに〇〇してきました」
等が書かれているのを目にすることがあります。

そこでどうしても思ってしまうのは、
「そのお金を一部でもカウンセリングに充てることはできないのか」
という疑問です。

海外旅行に行ったり新しいバッグを買ったりしても、少し時間が経過するとまた無力感に襲われているようなことが書かれていたりして、「なんだかなぁ」と思ってしまうのです。

もちろんそれらを否定することはありません。
お金があるのならどんどん使って楽しめば良いと思います。
ただカウンセリング等を並行しても良いのでは？
とどうしても思ってしまいますね。

そもそもカウンセリングという選択肢が思い浮かばないだけなのかもしれませんが。
カウンセリングとはいかないまでも、せめて自分を変革するための知識や経験を得るために使う等でも良いわけですが。

一時的な快楽も大事ですが、カウンセリングで得たものというのは一生モノです。
外側から満たすものは一時的ですが内側から満たすものは一生モノです。

もちろん、旅行等は特にですが、「経験を買っている」という見方もできますし「一時的な快楽」と簡単に言えるものではありません。
わかりやすく表現しているだけですが、とは言っても実際に「経験」と呼べるほどのものにしている人がどれだけいるかというと少ないのではないかと思います。

ここに書いたことは、30代以降にならないとピンとこないのだろうなという気がしています（10代20代の方は金銭的な問題もあるのかとは思いますが）。
お客様を見ていると思うことであります。
事実私もそうで、ここ数年でかなりお金の使い方が変わってきたなと思います。

カウンセリングを受けるということに対して抵抗があることは私もよく理解しているつもりです。
まだまだ日本ではカウンセリングについての理解が浸透していないことも知っています。
精神科や心療内科に行きはしてもカウンセリングを受けるとなると違うという方も多くいらっしゃることも知っています。

誰もが専属のカウンセラーを一人つけるのが当たり前という社会になってくれればと思う今日この頃です。
まだまだカウンセリングは優先順位が低いですね。


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