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※超個人的見解-雨の匂いで雨(未来)を予測できなくなった世代とできる世代-

「あ、雨の匂いがする」

と思ったら数分後にザァ〜!!っと雨が降ってきた経験はないでしょうか。僕の場合、同時にまぶたが重くなり頭が痛くなります。気圧のせいだと言われました。本当かなぁ。

自然豊かな山梨県で進めているプロジェクトKURA COCOLONOに通うようになってよりその感覚が研ぎ澄まされたように思います。

KURA COCOLONO近くから見える富士山

自然の中にいると自然のことが分かる。これは人間が持っていた能力だと思います。

KURA COCOLONO

http://cocolono.com/kuracocolono/

KURA COCOLONO周辺で移動可能な陶芸窯を焚くようになってから、雲の動きでいつ雨が降るかが本当にある程度予想できるようにもなりました。

雨が降ると中止になるので天気予報と雲の動きを見ながら窯焚きをする

最近ニュースや周りの友人から「将来が不安」という言葉を耳にするようになりました。国の財政状況や自分自身の仕事、AI、グローバル化など理由はたくさんあると思いますが、僕は日本人が1度経験してしまった「バブル」によって、未来予測に対しての感覚が鈍くなったのでは?と思うようになりました。

日本人は1度得てしまった「将来への不安がない人生」によって「あ、将来はこうなる」という感覚を鈍らせてしまったのではないでしょうか。お金の力によって自然だった人間が機械化したということかもしれません。

そして今まさに現代はそのバブルの恩恵を受けていない人たちによって(雨が予測できる世代)イノベーションが起こっている気もしています。

これを証明する方法はありませんが、第二次世界大戦後にアメリカが日本という国を操作しようとした話や三島由紀夫が生前に主張していたことを考えると日本人はアメリカの思うままの人間になっているのではと思えてしまいます。

将来が不安だと言って行動できない人は、1度自然の中に身を置いてみるのも良いかもしれませんね。

TAKEHANAKE design studio

竹鼻良文

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KURA COCOLONO

http://cocolono.com/kuracocolono/


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