テクノロジーやお金に変えられない価値 -本当にあった奇跡の縁-
僕のブログは基本的に自分自身の経験に基づいた内容です。
当たり前ですがこれまでのブログ内容に嘘は全くありませんし、これからもありません。
今回のブログ内容も当たり前にノンフィクションです。
では今回は僕が体験してきた「縁」について書かせていただきます。
僕は昔からなぜか飼っていたペットの死に立ち会うことが多く(多いというか飼ったペット全てです)、悲しい体験をよくしてきました。しかしすべてのペットが老衰という生命を全うした動物ばかりでした。
実家が兵庫県で、東京に住み始めてからもそれは変わらずたまたま帰った時に看取ったり、犬(16歳)・猫(殺傷される予定の猫を引き取ったので年齢不詳だったけれど約10年間一緒に生活)・鳥(2匹)・亀なども看取りました。
そして人でも3年前に亡くなった九州のおじいちゃんは医者から「あと一ヶ月」と言われていたので最後に会いに行ったらその日になくなり、葬儀に参列することができました。
そんなこともあり、家族の中では「良文に看取られたら天国に行ける」なんてことも言われます(笑)
そして僕の「縁」は死だけではなく生(生み出す)ことにも続きます。
30歳の時にアドバイザーとして関わった「大名小学校跡地利活用プロジェクト」。
現在は「Fukuoka Growth Next」として使われている場所ですね。
このプロジェクトは福岡県の天神にあった廃校となる大名小学校の跡地利活用を地域住民と共に考え、行政や国に提言するという内容でした。実際に駐車場になることが決まっていたのを止め、場所や歴史、建築物の価値を認めてもらい、現在はスタートアップの場所として機能しています。
プロジェクトのアドバイザーとして呼ばれ、活動しているということを生前九州のおじいちゃんに話すと「俺が通った小学校じゃないか!」と言われ、さらに「大名小学校の横にある西通りでお前の親戚が十貨店(今でいう百貨店)を経営していたよ」と言われました。
そして極め付けが今住んでいる家のお話。
今の家に引っ越してきたのが約5年前。保育園激戦区でもあって、区だけでも今年6000人を超える保育園入園希望があったそうです。
そんな場所に引っ越してきて2年目、1人目の子どもを授かり、急いで保育園探しをし、ある保育園に入ることができました。
入園後、現在の担当の保育士さんに声をかけられ
「私の子どもと竹鼻さんのお子様はお誕生日が一緒なんです」
と言われ「偶然ですね」と言うと
「それから竹鼻さんの今のお住まい。私の前の住まいなんです」と。
「えええ!!!!」
確かにたまに郵便や宅急便が前の住人宛に届いていて、その先生の物だということがあとで確認が取れました。
同じ家で、違う家族が、同じ誕生日の子を授かっていた。そしてその親と子が「保育園」という場所で出会う。
いやはやびっくりとお思いの方。まだですよ。
そして2人目を授かった時の奇跡。
2人目も上の子(先生のお子様とも)とまた同じ誕生日に生まれる可能性があって、驚いていたのですが、結果は1日ずれました。しかし、その子の誕生日がもう1人の担当の先生のお子様と同じ誕生日で、しかも妻(母親)の誕生日と同じ...。
産婦人科の先生にも本当に驚かれていました。
こんな縁が結構あって、人生って本当に不思議だなと思います。
これは個人的な体験ですし、誰かの役に立つことでもないかもしれませんが、こういった「自分だけの体験」はどんな時代になっても大切な宝物なのだと思います。
お金や技術に変えられない価値。
これを知っているだけでも人生を豊かに過ごせる気がします。
TAKEHANAKE design studio
竹鼻良文
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