一人海外旅行計画、そこから学んだこと。
こんにちは、タケディーナです。
みなさんお元気でしょうか。
私はとある時から、一人でも海外旅行に行くようになりました。
そこで今回は、海外旅行について、そこから学んだ事。についてです。
一人海外旅行を計画したきっかけ
仕事の関係で、一般的な祝日はだいたい仕事。
友達とも休みが合わない。
けれど、ふと思い立ったんです。
”何か別の空気がを感じたい!何か別のものを取り入れたい” と。
一人だと諸々割高になる海外旅行。
料金の高い繁忙期を避けた海外旅行を計画しました。
目標は1年に1回、海外旅行。
国内は仕事で各地を訪れる機会もあったので、長期休暇は海外旅行をすることにしました。
みんなからは、
”本当に一人で行くの?大丈夫?
一人で行って楽しい?寂しくない?
なんで一人?”
などと言われました。
えぇ。楽しいと思うか、大丈夫と思うか、寂しいと思うかは、人それぞれです。
自分で体験してみないと、楽しいか、大丈夫か、何がダメなのかわかりませんからね。
実際行ってみると、結構大丈夫だったりします。
一緒に記念撮影したり、ご飯を一人で食べる時に話し相手がいないってくらいです。
一人海外旅行は、言葉も通じない。
信用できるのは自分だけ。
自分のことは自分で守る。
鬼太郎の妖怪アンテナのように、危険アンテナを張らせながらも、どれだけ楽しめるか。
いろんな意味で、己との戦いと思って挑んでいました。
旅行のスタンス
基本的にはパッケージツアーには参加せず、自分で手配するようにしていました。
ツアーの方が通訳やガイドがいて安心だし、確実かもしれません。が、その時はちょっと集団行動が苦手だなと思ったのです。
謎に自分に負荷をかけることにしました。
自分でやることで、新たな発見や刺激を得られるというメリットもありました。
旅行のスタンスは概ね以下です。
・事前調査は、一応行く国の旅行本を買ってざっと下読みをして、行きたい場所など予めマークする。
・ネットで調べたりもする。行く場所に行った知人がいれば、おすすめスポットを聞いてみる。
・現地で地図などの資料を仕入れる。
この、現地で地図を仕入れる、っていうのが、個人的には結構楽しいポイント。
一人旅行の場合、現地での行動を事前に計画しません。
その時の天候や街の雰囲気、その時の気分で決めたいので、前日の夜に次の日に行く場所をだいたい決めます。あとは、流れです。
未知との遭遇を楽しむのです。
失敗する事もありましたが、それも旅の醍醐味。
人は失敗から学ぶのです。
一人旅行に不安を抱えながらも、私は静かに燃えていました。
目標を持つと割と燃えるタイプです。
一人で旅行した場所、しなかった場所
場所を選ぶ基準は、
日本から離れた場所・ちょっと有名・今まで行ってみたかった場所、を基本として選んでいました。
せっかく行くなら、離れてる場所から行きたかった。
日本から近い場所なら、長期じゃなくても行けると思ったんです。(その時は・・・)
一人で行った場所:シドニー、ストックホルム、パリ、カナダ(2都市)、シアトル(アメリカ)
一人で行かなかった場所:ロサンジェルス、グアム、ハワイ、ブラジル、イタリア
理由;LA(初めてのアメリカ)とブラジルは一人じゃ危ないかと思った。
ブラジルはブラジル人の友人と一緒に過ごしました。
グアム・ハワイなどの南国は友達と行った方が楽しいと思ったから友達と行きました。
イタリアは、夫と現地集合。
韓国、中国は仕事で行きましたが、いつかアジア各国も回ってみたい。
(中国はちょっと難易度高め、ある意味では貴重な体験でした。そこそこ長いストリーになるので、また機会があればお話したいと思います)
旅の事件簿
もちろん失敗談も色々あります。
冷や汗かいたり、危ない橋もいくつか渡りました。
事件その1:レストランでのアルアル事件。
レストランでメニューが読めずそれっぽいのを頼んだら、豆だけ大量に出てきたり、予想と違った食べ物が出てきたり、量が多すぎて食べきれなかったりなど。
事件その2:危うく、空港で立ち往生するところだった事件。
現地に着くフライトが夜で、電車でホテルまで向かおうとしたら、あるはずの電車がすでに終了。訳もわからず人々が向かう方に行ってみたら、どうやら中心街までバスで行けることが判明、流れに沿ってチケットを買ってバスに無事に乗車。
事件その3:現地でのアルアル事件。
バスや電車の乗り方が分からない。乗り換えに苦戦、道に迷う、徒歩で行けると思ったら意外に遠い。観光の後に買い物へお店に行こうとしたら、閉店時間が早くてどこも閉まっていた。など数知れず。
事件その4:ホテルで朝食付きにしなかったの、それを忘れてしっかり朝食を堪能していた事件。
朝食代をチェックアウト時に払うことになってちょっと焦った。
事件その5:電圧の違いに気づかなかった事件。
ドライヤーが火を吹きそうになって煙と共に壊れた。
事件その6:トイレが見つからず、膀胱が限界を迎えそうになった事件。
忘れもしないお洒落な街、パリでした。いよいよ限界間近で教会の前で一度しゃがみ込み、ちょっと神様にお願いを・・(めっちゃ変な人)。そして、近くのコーヒー屋さんに駆け込んで、ことなきを得ました。
事件その6’(ダッシュ):しかも、トイレに行く際に座席に財布を忘れて焦る。本当、財布が無事で良かった。
事件その7:飛行機の乗継でアルアル事件。
ストックホルムへ行く際、飛行機の乗換時間が短かったにも関わらず、お店も見ちゃったもんだから、搭乗がギリギリ。
カナダでは台風で日本出発が遅れ、完璧に乗継便に乗り遅れた件。空港で5時間待ち&現地で手配していた送迎タクシーも逃す。
ブラジル旅行では、搭乗ゲートが変わったのに気づかず、空港内で名前の呼び出しをされ、1日1便しかないフライトを危うく逃すところだった。
アメリカ乗継の際に、またも呼び出し。ESTAがちょうど数日前に切れてしまっていて、これじゃ飛行機に乗れないと言われる。急遽ネットで手続をして、なんとか残り数分のところで駆け込み乗車。
本当に言い出したら、キリがないです。
勉強も沢山しました。今は笑い話ですけど。
これらの事件たちは、私を強くしてくれた気がします。
最初は変な人にも話しかけられる事もたまにありました。
特に有名観光地は注意が必要なので、私が女子一人旅で独自に考案した回避法は以下です。
・我が物顔で歩く。(これ、結構効果あると思います)。
声かけられても、とりあえず変な人はガンガン無視。
・荷物を極力少なくする。カバンは必ず前に。
・歩道で地図をあまり見ないようにする。(地図見ている=観光客なので)
歩いてる時に地図を見たいときは短時間で確認したり、お店やレストランで道を事前に確認して覚えたり、ベンチに座って本読んでる風に装ったりしてました。
旅行してみて気づいた事、得たこと。
旅行してみて気づいたこと、得たこと。なんでしょうか。
自分を見つめ直すことができたかも知れません。
自己解決能力がついたかも知れません。
そして、他の国をみたことで、日本の良さや美しさを改めて知ることができたかなと思います。
どうして海外旅行に行くの?と聞かれた事もあります。
日本が好きだから海外旅行をしてるのかも。
と答えると、大体「え?どういうこと?」って言われます。
今イタリアに住んでる私が言うのもなんですが、
海外旅行をした事で日本のアレコレが好きになっていったんです。
中にいただけでは分からない別のものが見えてきた気がするんです。
日本には美しいものが沢山あるってことに、旅行は気づかせてくれた気がするんです。
日本の伝統文化、工芸の美しさ、自然の豊さ、日本食の美味しさ、人の優しさ。
それまで見ていた景色が、違った色や角度で見えたりしました。
仕事で日本国内、いろんな土地にいきましたが、
カナダ短期留学から帰ってきて、ちょっと気持ちも落ち着いて
今度は純粋に旅行として国内もみてみたいな〜、と思っていました。
しかし、イタリアに行くことになった感じです。
(大人でも青春18きっぷって使えるんですよね。それでのんびり旅行もいいなと思ってました)。
国が違えば、文化も歴史も違う。
日本も、矛盾やマイナス面もあるとおもいます。それはどこの国同じですよね。
それぞれの良さがあって、良くない所もあって、それぞれの国で人が暮らしているわけです。
昔は高かった国と国の壁が、今は少しずつ低くなっているきがします。
色んなものを見て、景色が色とりどりなると良いなぁと思います。
それでは。
タケディーナ拝。
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