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1880年〜1900年代のイタリア風景写真。


Buongiorno!
こんにちは、タケディーナです。

夫の実家は本が沢山あるのですが、
先日実家に行った際、昔のイタリア国内を写した写真集を夫が手に持ってきました。
タイトルは忘れましたが「写真で旅するイタリア」的なタイトルだったと思います。

主に戦前1880年代〜1900年代イタリアの写真。
それらの写真には、その地に住んでいる人々の日常が写っていました。
時代ごとにそれぞれの生活があって、人々が暮らしていたのだ。
と思うとなんだか、しみじみしました。

撮影された時期を日本の年号で言うと、明治(中期)ですね。
世から侍は居なくなり、洋服も着物から洋装に。
西洋文化が入ってきて、産業革命が始まる頃。

「日本の歴史」と「世界の歴史」を比較するのも面白い。
大人になって、歴史への感じ方・考え方が少し変わった気がします。

戦前でも、歴史的な建物は今と変わっていない。
日本は災害や戦争で沢山の焼けてしまったり無くなってしまったりしていますが、石造はやはり強いんだな、と実感します。
木造と石造。それも、歴史や地形、文化の違い。
(歴史的木造建築物が今でも残っている日本は、ある意味すごい気もしますが。)

「昔のイタリアは、ゴミも落ちてなくて本当に綺麗だった。」
と、言っているのを耳にすることがあります。
この写真見ると、それもわかる気がする。

本の写真は上手く撮れていません。ご了承ください。
同じ場所の写真がいくつかありましたので、比較用に合わせて掲載します。

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Milano


広場にトラムが走っていますが、今は無く、ドゥオーモ前は広場になっています。


ドゥオーモ前広場

2019, Milano


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Monza

F1レースサーキット場のある大きな公園。

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Verona


↓外から見たアリーナ

2020, Verona, Arena


2020, La basilica di San Zeno


Veronaのマーケット。
今も同じ場所に同じようにお店を開いています。

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Bologna


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Perugia

2020, Palazzo Comunale
ここは今でも使われているそうです。
中も素敵でした。


Palazzo comunale の前。
この噴水も有名です。

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Assisi

2019, Assisi

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Firenze


↓上の写真と同じ場所(丘)から撮った風景。


2019, La basilica di Santa Maria Novella

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Torino

2020, Torino


トラムが素敵。
服装も違う。

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そのほか。


↓昔の水着。子供用。


↓昔の漁師さん。皆さん帽子着用。


昔ながらの港。





↓警察官

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おまけ。
これは別の本ですが、
この写真は、建築の悪いお手本だそうです。

夫に、何が悪いか聞いたら
色に統一性がなかったり、建物の外観が無機質で美しくないからかな、と。

古い建物に美しさを感じることが多いようで、現代的で無機質なものはあまり好きでは無いらしいです。

前は良く分かりませんでしたが、今は少し理解できる気がします。

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Ci vediamo e Buona giornata.


タケディーナ


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