『社会が求めるのは成育でなく成長』

社会現象にもなっている鬼滅の刃のヒットは驚きますね。コロナ禍で見えない敵と戦う自分を重ね合わせたのか、おうち時間が増えたことによるものなのか、分かりやすい熱いメッセージが心をつかんだのか、それぞれのキャラクターや技のかっこよさなのか、刀と鬼という日本文化なのか、つっこみどころの多い不完全なストーリーなのか、スピード感ときめ細かなアニメの素晴らしい映像技術なのか、主題歌の人気なのか、言い出したらキリがないですが、とにかく様々な要素がすべて現在(いま)の大人にハマったのはまちがいないですね。これだけ流行ったので、それに乗らない手はない。ということでもう一度読み直してみて授業の中に取り入れると子供たちとのコミニュケーションはスムーズになりました。ありがたや(笑)。コアなファンでもないですし、マニアではありませんので内容について書くことはしませんが、このヒットは本当にすごいと感じます。

流行りものに乗るのはあまり好きではないといって無関心になることは機会を失うことにつながります。変化を自ら見つけ出すというのはかなりのエネルギーが必要になります。それを何となく自分には合わないからと遠ざけてしまう癖がついてしまうと、勉強にしても仕事にしても成長できないように思います。社会現象という変化に適応することは新しい価値を生み出すきっかけになります。その流れに乗れる人と乗れない人では大きな差がうまれてしまうように思うのです。

もっとも強い者が生き残るのではなくもっとも賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることができるのは、変化できる者である。

この言葉はダーウィンの言葉を勝手に解釈したものではあると思いますが、いろいろなところで耳にします。この考えが決して正しいと言い切れませんが、人間社会で生き抜くためにはとても参考になることのように思います。

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