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読書感想文⑲

 今更感が強いですが『夢をかなえるゾウ1』について感想文を書きます。
 「本を読み始めてみたが、つまらなくなって途中で読むのをやめる」を2回していたので、前回の感想文から2週間ほど空いてしまいました。

 この本には、関西弁のゾウの神様ガネーシャ「変わる」ための教えが書かれていて、夢を失った会社員にガネーシャが毎日一つずつ課題を与えていきます。

 登場する会社員に自分を重ねることで、実際にガネーシャと話している感覚を得ることができ、教えが自分の中にすっと入ってきました。

 ここからは、ガネーシャの教えを箇条書きで紹介した上で、特に印象に残った教えについて細かく書いていきます。

ガネーシャの教え
1、靴をみがく
2、コンビニでお釣りを募金する
3、食事を腹八分におさえる
4、人が欲しがっているものを先取りする
5、会った人を笑わせる
6、トイレ掃除をする
7、まっすぐ帰宅する
8、その日頑張れた自分をホメる
9、一日何かをやめてみる
10、決めたことを続けるための環境を作る
11、毎朝、全身鏡を見て身なりを整える
12、自分が一番得意なことを人に聞く
13、自分の苦手なことを人に聞く
14、夢を楽しく想像する
15、運が良いと口に出して言う
16、ただでもらう
17、明日の準備をする
18、身近にいる一番大事な人を喜ばせる
19、だれか一人のいいところを見つけてホメる
20、人の長所を盗む
21、求人情報を見る
22、お参りに行く
23、人気店に入り、人気の理由を観察する
24、プレゼントをして驚かせる
最後の課題
1、やらずにに公開していることを今日から始める
2、サービスとして夢を見る
3、人の成功をサポートする
4、応募する
5、毎日、感謝する

 一見すると数がとても多いように感じますが、教えはそれほど難しいものではないにも関わらず、人生を大きく変えるほどの効果を持つものです。
 僕はお金持ちになりたいし、有名になりたいし、自分にしかできない仕事をしたいです。
 そのためにこの感想文を公開した8月19日から毎日一つずつガネーシャの教えを実行することをここに誓います。

7、まっすぐ帰宅する
23、人気店に入り、人気の理由を観察する

 自由な時間は、「自由に使える一番貴重な時間」である。(7個目の教え)
 みんなと同じような視点で同じようなことを考えていたら、みんなと同じような結果しか出ない。成功したいと思うなら、人と同じことをしている時でも人と違う視点や発想で世の中を眺めていかないといけない。(15個目の教え)

 この2つは異なる教えを与えている時にガネーシャが言っていた言葉ですが、伝えたいことは同じだと思います。

 何を成功とみなすかは人それぞれ違って当然ですが、僕は成功したいと思っています。でも今はただ思っているだけです。
 みんなと同じようにダラダラと時間を過ごすこともあるし、二度寝してしまうこともあります。

 この本を読んで、繁盛している店はもちろん、閑散としている店であっても自分次第では学ぶことはできるという事に気づきました。

 「何気ない」行動をなくし、常にアンテナを張って生活することを心掛けます。

10、決めたことを続けるための環境を作る

 人間は変わろうとするとき、意識を変えようとする。人間の意志はとても弱いため、意識を変えることはできない。ではなぜ意識を変えようとするのか。「楽」だからである。その場で「今日から変わるんだ」と決めて頑張っている未来の自分を想像し、期待することは実際には頑張っていないのでとても楽である。本気で変わろうと思うなら、意識ではなく、「具体的な何か」を変える必要がある。ただ決めるだけか、具体的な行動に移すか。それによって生まれる結果は全く違う。

 このnoteに夏休みの目標、今後の抱負などを書くことは簡単だし、気持ちも盛り上がるかもしれません。でも、それだけではなにも変わっていません。
 「具体的な何か」はどう変わるかによって異なります。
 例えば、「テレビを見ない」と決めた人にとっての具体的な何かは「テレビを捨てる」であったり、「テレビのコンセントを抜く」ことです。
 見てしまいそうになった時に、コンセントを指すという面倒事があるお陰で踏みとどまることができます。

 9個目の教えには、やめることの大切さが書かれているので、やめるという行動を起こします。
 僕は週6で部活動をしています。グラウンドまでの移動時間(電車40分)を有効活用したいとは思っていますが、音楽を聴いたり目的もなく携帯を触ったりしてしまうことが多々あります。

 明日からは「電車での移動時間を有効活用する」と決めました。でもこれだけではただ決めるだけになってしまいます。
 具体的な何かは「部活にイヤホンをもって行かない」です。イヤホンをもって行かないと音楽を聴くことはできません。
 これで決めたことを続けるための環境は整いました。あとは自分次第です。英単語を勉強するも良し、noteの記事を読んでインプットするも良し。
 一日40分の差が一週間(6日)では240分、一か月では、960分=16時間の差になります。
 成功したいなら、人と同じことをしていてはいけません。

15、運が良いと口に出して言う

 世界は秩序正しい法則によって動いている。成功も失敗もその法則に沿って生まれている。その法則と自分のズレを矯正することが成功するための方法であり、成長と呼べる。自分にとって嬉しくないことが起きても「運が良い」と思うことで脳みそが勝手に自分の身に起きたことから何かを学ぼうと考え出す。そうやって、自然の法則は学んでいくものだ。

 今日、早速運が良いことが起きました。

 いつも行く定食屋さんで親子丼の大盛を頼んだのですが、明らかに普通盛が出てきました。これで大盛かと聞くと、大盛だと言っていたのでそれ以上は言いませんでしたが、100%あれは普通盛でした。
 「絶対これは普通盛や」と思いながら食べました。
 帰り道には定食屋さんがもう一軒あります。なぜか気が進まず、今までに一度も言ったことがありませんでした。
 でも今日は、「いつもの定食屋さんで嫌なことがあったから次はこっち試してみようかな」と思いました。
 普通盛が出てきたことで新しいチャンスに気付くことができました。

 この教えから、同じ事象でも捉え方によって成長か現状維持という明確な差になるという事を学びました。
 この本からではありませんが、「人の性質は一方から見れば短所であっても、反対から見れば長所である」ことも学びました。

 どうせ同じ経験をするなら、「運が良い」と捉えて成長につなげていこうと思います。


 「最後の課題」はどれもとても参考になるものだったので、読書感想文⑲のpart2として投稿します。もしよければそちらもご覧ください。

 ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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