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アメリカ産のヘーゼルナッツ、食べたことありますか?

アメリカ産のヘーゼルナッツを語る前にまずは、ヘーゼルナッツ全体をご解説させていただきます。

ヘーゼルナッツと聞くと

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ヌテラ ヘーゼルナッツチョコスプレッド 350g
参考:ヌテラ ヘーゼルナッツチョコスプレッド 350g - カルディコーヒーファーム オンラインストア

でしたり

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明治さんのヘーゼルナッツチョコレート 52g
参考:ヘーゼルナッツチョコレート 52g | チョコレート | 株式会社 明治 - Meiji Co., Ltd.

が有名です。

チョコとの相性は、抜群ですが素焼きでも美味しいです!
分かれ目は、ズバリ産地と焼き方です。

そんな点からも以下の方に向けた記事になっております。

ヘーゼルナッツって何にいいのか知りたい方
食べてみたけど、美味しくないと思った方
アンチエイジングに良いと聞いて気になっている方

是非、読んでみてください!
必要な箇所だけ読み飛ばしてもOKです。

それでは、いってみましょう。

ヘーゼルナッツとは?

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ヘーゼルナッツHazelnut)、別名セイヨウハシバミと言われています。
もっと詳しくいくと、カバノキ科ハシバミ属の落葉低木の果実(堅果)です。
白樺の木もカバノキ科で同じ仲間で木の種類です。
ハシバミ属の落葉低木の解説は、それだけで大量になってしますので今回は、気にせずに進みましょう!
どうしても気になる方は、こちらへ。

そして、見た目がどんぐりにとても似てますが、果樹の種類(科目)が異なります。
また、世界三大ナッツ(アーモンド、カシューナッツ、ヘーゼルナッツ)の一つです。

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なぜ、アーモンド、カシューナッツの次にヘーゼルナッツなのかは、いくら調査してもわかりませんでしたが、世界三大料理(トルコ料理、中華料理、フレンチ)と考えると特に理由がなく、言い伝えの要素が強いのでは、ないかと思います。

なかなかスーパーさんでもヘーゼルナッツ単体(素焼きなど)としては、目にかけないですが、オレイン酸やミネラル・ビタミンなどのたっぷりの栄養成分が含まれ、健康や美容の維持におすすめの食材なんです!

そして、弊社で取り扱っているのは、アメリカ、オレゴン州産のヘーゼルナッツです。

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左:弊社(アメリカ オレゴン産)

右:トルコ産

そしてヘーゼルナッツの歴史を簡単に見ていきましょう。

ヘーゼルナッツの歴史

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ヘーゼルナッツの歴史は古く、ヨーロッパでは石器時代から食べられていたといわれ、2300年前には原産地であるトルコ北部の黒海沿岸ですでに栽培が始まっていたそうです。特に、この地域はヘーゼルナッツの栽培にもっとも適した土地と言われ、生産量は世界一。
日本のヘーゼルナッツの約95%は、トルコ産です。
続いてイタリア、アゼルバイジャン、アメリカです。
あまり産地にこだわらずに買ったらおそらくトルコ産を食べられているかと思います。

そして、アメリカにおけるヘーゼルナッツの全収穫量の99%をオレゴン産が占めております。1989年にオレゴン州公認のナッツとなり、650件以上の農家がヘーゼルナッツを栽培されいます。

トルコに比べて後発であるものの粒の大きさ、香り、味は、上回っていると思います。

ヘーゼルナッツの特徴

その独特の香りと風味が特徴的なナッツです。
スターバックスさんでもよくヘーゼルナッツを用いたフラペチーノなど売られてますよね!

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また、ヘーゼルナッツの特徴として高い栄養価が注目されています。
3大栄養素である炭水化物・タンパク質・脂質をはじめ、各ビタミンミネラルなど、数え切れないほど多くの栄養成分が含まれています。次の章では、特にヘーゼルナッツに多く含まれるものや特徴的な栄養成分についてご紹介させていただきます。

ヘーゼルナッツの栄養素

アンチエイジングといったら『ビタミンE』

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ビタミンEは強い抗酸化作用を持つビタミンのひとつで、様々な害を与える活性酸素から体を守る効果があります。
血管や肌・細胞などの老化を防止し、血行を促進するなど生活習慣病の予防に効果があり、若返りのビタミンとも呼ばれています。
ヘーゼルナッツにはこのビタミンEが多く含まれており、脂質やコレステロールの酸化を抑えて血管の健康を守る効果があります。

参考:ビタミンE | 成分情報 | わかさの秘密

抗酸化にも効能が期待される『マンガン』

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骨の形成に関与するほか、糖質および脂質の代謝に働く酵素や、抗酸化作用のある酵素など多くの種類の酵素の構成成分として、成長や生殖に関係しています。
また、細胞や組織の酸化原因となる活性酸素を分解する酵素である、マンガンスーパーオキシドジスムターゼ (MnSOD) の構成成分ですので、活性酸素を分解し老化を予防する効果があるとされています。

参考:マンガン | ミネラル(無機質) | 栄養成分百科 | グリコ

お肌の健康をバリアする『ビオチン』

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ビオチンは水溶性のビタミンで、ビタミンB群の1種です。
補酵素として糖、アミノ酸、脂質などのエネルギー代謝に関わっています。
また、抗炎症物質を生成することで炎症を防ぎ、アレルギー症状を緩和します。
ヘーゼルナッツは、他のナッツと比べてもビオチンの含有量が多いとされています。

参考:ビオチン|栄養素カレッジ|大塚製薬

腸活でも大喜び『食物繊維』

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食物繊維は小腸で消化・吸収されずに、大腸まで達する食品成分です。 便秘の予防をはじめとする整腸効果だけでなく、血糖値上昇の抑制、血液中のコレステロール濃度の低下など、多くの生理機能が明らかになっています。 現在ではほとんどの日本人に不足している食品成分ですので、積極的に摂取することが勧められます。
不溶性と水溶性の2種類があり、ヘーゼルナッツは主に不溶性の食物繊維が多く含まれます。不溶性食物繊維は、腸内で水分を含んで大きくなり、便通を整えます。また、有害物質を吸着し善玉菌が活動しやすい健康な腸内環境を作る働きもあります。

参考:食物繊維の必要性と健康

ナッツ界の『オレイン酸』王者

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オレイン酸とは、植物油に多く含まれている 不飽和脂肪酸で、オメガ9(n-9)系脂肪酸に属します。
LDL(悪玉)コレステロールを上昇させないといわれています。 体内でも作り出すことができ、また、酸化しにくい特質を持っています。
オレイン酸は他のナッツ(特にブラジリアンナッツ)にも多く含まれますが、ヘーゼルナッツはその中でもトップクラスの含有量です。
ナッツの中でもオレイン酸が多いと言われるアーモンドの1.6倍、マカダミアナッツの1.3倍ものオレイン酸が含まれています。

参考:オレイン酸とは何ですか?|お客様相談窓口|植物のチカラ

骨の源 『カルシウム』

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カルシウムは、体重の1~2%(体重50㎏の成人で約1㎏)含まれており、生体内に最も多く存在するミネラルです。
その99%はリン酸と結合したリン酸カルシウム(ハイドロキシアパタイト)として骨や歯などの硬組織に存在し、残り1%は血液、筋肉、神経などの軟組織にイオンや種々の塩として存在しています。

参考:カルシウムの働きと1日の摂取量 | 健康長寿ネット

ヘーゼルナッツの効能

一番有名な効能は、アンチエイジングと美肌効果です!
上記でもご説明させていただきましたが、オレイン酸とビタミンEが多く含まれており、MnSODの構成成分(活性酸素を分解する酵素の1つ)も含んでいます。そのため、細胞の酸化を抑える効能があり、アンチエイジング効果が期待されまです。

他にも血液サラサラ効果腸内環境を整える効能生活習慣病予防にも効果的です。

ヘーゼルナッツの1日の摂取量

ここまで良いところを沢山紹介させていただきましたが、食べ過ぎは、その効能を下げるどころか身体に良くないので1日の摂取量は、守って食べましょう!

弊社ヘーゼルナッツですと1日に10~20粒程度で100g 1粒あたり、10kcal と高めのですので食べ過ぎには、要注意です。

特にチョコレートやアイスクリームなどは、さらにカロリーが高いの無添加の素焼きヘーゼルナッツがおすすめです。

是非、お試しあれ!!


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