バーテンダーはワクワク

退院後の仕事について考えていた。
やっぱどうせなら、ワクワクすることを考えたいところ。
僕の考えてワクワクすること仕事なんて、数個しかないだろう。

まず一つは、バーテンダーだ。 
もしくは飲食店で働くこと。
何が好きなのかと言われて思いついたのは、あの和気藹々とした雰囲気だ。 

バーだと一番人が入ってるピーク時が1番好きだ。
なんとも言えない感じがたまらなくいい。
人数的には賑わってるはずなのに、静かな雰囲気がいい。
オーダーを聞きながらあの合間でドリンクを作っていくフィーバー感。
口も動かしつつも、店全体の一人一人のお客様に目を配るというあの感覚。
そこで良いサービスが出来たりするととてもいい。

店は開けたての、のーんびりとダラダラしたあの感じもいい。
開けたてくらいのあの感じ。
なんとも言えないまったり感。
家で友達を飲ませてるみたいな感覚になって来る。
店は開けたてだとしても、世の中を見ると一日が終わる頃っていう時間だ。
そういうのを目的に、早い時間に来る人もいる。
言ってしまえば、ある意味だと合法の貸切状態だ。

まぁそれはバーだけではなく、人に付く仕事は全部そうだろうとどれも全部同じと思う。
美容師だってそうだ。
美容師とバーテンダーってやることは全然違っても、人に付く商売なんていうのは、同じだと思われる。 
そう考えると意外と共通点が多いなと気付く。
ようは人気商売なところはあるし、マンツーマンで会話が出来る、と言うところも似てる点だと言える。
そして、会話内容とかも仕事の話ではなくて、プライベートなことを題材としてることが多い。
一対一で話す仕事って美容師とバーテンダーくらいじゃないだろうか。

恋愛相談から始まり、その他諸々の悩みの相談まで。
カウンセリングってほどの堅苦しいものではないが、気楽に話せるというのあの雰囲気は、かなり似ているんじゃないだろうか、と思える。
  
もちろん、こちらもそれを聞いてタメになることもあるし、そういう考えもあるんだと納得することもある。
客観的な意見も聞けるし。
百人いたら百通りの考えがあるんだなぁと本気で思う。

それは味覚も同じことで、美味しいと思ってもらうのって割とトークというか喋りでどうにでもなると思ってる。
やっぱり料理やドリンクを口にして美味しいと思うのなんて、それこそ百人いたら百通りあると思う。

カフェなどでもいいと思う。
夜専門の店員みたいなかんじで出来たらいいなと思う。
コーヒーを煎れたりってのは、専門的だから出来ないけれども。
その代わりと言ってはなんだけど、本格的にお酒が楽しめる場所的な位置づけでやれたらいいなと思う。

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