薬局の数と薬剤師キャリア

こんばんは(^^)
たけちぃです!

今日はお休みなので、前の職場の薬剤師仲間と出かける予定を1ヶ月前からたてていたのですが。
GO TOトラベルキャンペーンから除外しなければならないほど深刻と言われてしまうと…
みんなで自粛することにしました^^;
前の職場は、年中無休の薬局でしたので…土曜にみんなで休めるなんて珍しいんですよね。
ちょっと残念です…

中止だけでは悲しいので、オンライン飲み会を先程まで開催してきました〜(^^)
そこで、話題になった薬剤師のキャリアの話。

伝えられるキャリアステップ

大型チェーンだっためか、新卒で入ってすぐに、“管理薬剤師(管薬)を目指すこと”を上司に伝えられました。
管理薬剤師というのは、店舗ごとに1人いる統括者のことです。大型チェーンの場合、さらにマネージャー、エリアマネージャー、本部勤務など、キャリアステップは続くと言われています。

これらのキャリアは、入社後というよりは、内定前の就職説明会の時点でも言われていた内容です。
同期の間で、遅かれ早かれ管薬なのかな〜?という話題はつきません。

ギャップ

現在、同期の間では、管理薬剤師になりたくない。という友人がほとんどです。

しかし、入社時点までは、管理薬剤師になるんだ!と1つのキャリアとして考えています。

この数年に何があったのでしょうか?

現実を甘く見てた?

バイトでもなんでも、やってみて見える世界、大変さというのはありますよね!
薬局も同じなのですが。
おそらく、大学時代の実務実習の経験では、中途半端に「できる、大丈夫、知っている」と、ある程度ギャップなんてないと、フイルターになってしまっているのかも。

薬剤師は、大学時代に病院と薬局のそれぞれ3ヶ月間の実務実習期間があります。その体験をきっかけに、病院と薬局の就職先を選ぶこともあります。
そのため、全くイメージがないわけではありません。

実際、就職する薬局と実習先が全く同じ人もいます。
安全をとって。
安全というのは、他の薬局に行くことで生じる仕事やキャリアの違いなど、未知の企業へ行くことで生じる危険性を避けるためです。

それはなぜか?

薬局の数

現在、薬局の数は約6万店あるというのはご存じですか?つい最近、コンビニの数を抜いてしまったようです。

もし、6万店の経営スタイルが異なったら…
自分は6万店のうち、どこの店舗と合うのだろうか…
膨大ですよね。
ちなみに、大手チェーンの店舗数でさえ1000店前後、薬局の数%しかありません。

しかし、就職活動では、一言で薬局といえば、だいたい同じと軽めに選択することも多いです。
チェーンでは経営スタイルは同じなのかもしれませんが、実際は、店舗の色があります。
コンビニの店長によって、多少スタイルが違うのと同じように、管理薬剤師によっても雰囲気が変わるのではないでしょうか?

本来のキャリアステップ

その人のキャリアというのは、現在では、トップや管理者になることが全てではないと思います。

特に、薬剤師の職種は、多様化しつつあります。
元々ある医薬品の専門性の上に、得意な疾患を極めたり、
他職種との連携を深めたり、患者さんのお宅で服薬管理をおこなったり、多様性が必要な仕事となっています。

しかし、先程言ったように、薬局数の増加に伴い、6万人の管理者が必要な訳です。
届出上の薬局に勤める薬剤師の数は、現在18万人です。
薬局で仕事をしたいならば、3人に1人は管理者ですね…
若手がやらねばならない理由も、薬局では、パート薬剤師が多いためです。

若手薬剤師が、管理薬剤師をやりたくない理由は、多様性を深める前に、管理者として薬局を見なければならないためです。本来みたいのは、患者さまのはずなのに…

薬局の数は今後どうなっていくのでしょうか〜?
薬剤師は多様化してもいいですが。
薬局は、求められている機能が同じなのであれば、コンビニのように、収束していくほうが良いこともあるのでは〜と思うのでした。

おまけ

私の友人もついに転職をするそうです^^;
まだ、転職先は決めていないのですが。
事務職やりたい!と…(笑)
私の働き方に憧れてしまったとのことですが(・・;)
彼女の新しいキャリアは、何が良いかな〜と悩んでおります。誰かお薦めありませんかね〜笑

それでは!
もうすぐ、日付が変わる!!
今日もお読み頂きありがとうございました(^^)

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