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いっしょにワクワクしてくれてありがとう

何がうれしいってやっぱり、新しくウェディングドレスのリメイクのお問い合わせがあったとき。

もちろん、お仕事をいただけるってことがとってもありがたいし、うれしいんだけど、

まずその前に「次はどんなドレスなんだろう〜」ってワクワクする気持ちがいちばん最初に来る。だって世の中にはひとつとして同じドレスがないんだもん。だから次はどんなドレスが来るのか、う〜ん、楽しみ、早く見てみた〜い! って、子どもみたいにワクワクする。

いつも新規のご予約があると、「お会いできるのを楽しみにしております」って書くんだけど、これって営業用の常套句ではなくて、ほんとに文字通り楽しみでしかたがない。

ドレスを作っているときもそう。「いま頭になかにあるこのドレスはすごくかわいいけど、じっさいにできあがったら、もっとかわいいに違いない。早くこの目で見てみたい!」って思ってつくってる。

単純にこの目で見てみたいのよね。美しいものを。

その気持ちがドレスをつくる原動力のひとつであることは間違いないし、いつもそこから始めたいなあと思っている。

毎回きれいだな〜と思って縫っている

それって、わたしだけじゃなくて、仕事をお願いしているパタンナーさんも、繁忙期に助けてくれるアシスタントちゃんもそう。

「次のドレス、どんなん?」

って、おもしろがって来てくれるし、

「早く仕上がりみたいわ〜」「(レースが)全部ついたとこ早く見たいからね」

って言ってお手伝いしてくれる。

ありがてええええええ。

こんな風に言ってくれる人と仕事ができて、わたしはほんとに幸せだと思う。いっしょにワクワクしてくれるって、ほんとにうれしい。

さくらスタンバイ


noteもそう。

わたしがnoteで書いた記事を読んでくださって、

「いっしょに旅した気分でワクワクしました」「読んでいてワクワクしました」って言ってくれるのすごくうれしい。

誰かといっしょにワクワクできるって、すごいことじゃない?

ありがたい。

ありがとう。

とはいえ今はまだまだ繁忙期。

でもちょっと先が見えてきた感じ。

季節が変わっちゃったけど、書きたいことがいっぱいある。青森の旅のこともまだ全部書けてない。白神山地のふもと、西目屋村に連れて行ってもらったし、雪の日にストーブ列車にも乗った。太宰治の斜陽館にも行った。さらにびっくりするような新しい出会いもあった。これがさあ、またすごい冒険だったのよね。早く書きたい。

雪のなかの大冒険

いっしょにワクワクしてもらえたらいいな。


春はもうすぐ。




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