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第1回Wellbeing Awardsの表彰式に参加したら、頑張ろっ!と前向きに思った。

今週は17日発表のあった第1回となるWellbeing Awardsの表彰式について。
ありがたいことに、自分たちのAug Labという「テクノロジーでWell-beingに貢献しよう!」という取り組みもGold賞というのを頂くことができ、表彰式に参加させていただくことができました。

表彰式に参加して思ったのは、受賞者の皆さん想いをもって活動されているな~というある意味では当たり前のことでした。受賞のスピーチを聞くだけで、サラリーマンとしてやっているというよりも、したいから、もしくは、するべきと思っているからやっているというのが、ヒシヒシと伝わってきました。

結果として、表彰式に参加しただけで、前向きに自分も頑張ろ!というWell(良い)Being(状態)になった気がします!!笑

youtubeでどこまで伝わるかはわかりませんが、授賞式やトークセッションなどの様子はこちらで見れます。

最高位のグランプリは4社。
モノ・サービス部門 : 住友生命保険相互会社 株式会社 LIFULL
活動・アクション部門 : 大王製紙株式会社
組織・チーム部門 : 株式会社丸井グループ

住友生命保険相互会社

健康増進型保険とも表現されるVitality。健康を維持・改善すると保険料安くします!というものですが、業界初のこの仕組み(しかも、値段を安くする)というのは、勝手に想像するに大変な作業だろうなぁと。

既に2710万人が利用しているサービスとして、行動経済学に基づいた行動を変えるための様々なリワード(特典)が付いているものです。実際に加入から3年で歩数は11%伸び、半数以上の52%の人が血圧が10mmHg下がっています。昔、ポケモンGoが歩数に与える影響を調べたときも熱心なユーザで18%くらいのインパクトだったので、保険というもののリワードの効果というのはスゴイと思います。

長く契約する保険という特性を自らが理解したうえで、「健康寿命の延伸」と「健康寿命社会」の実現という猛烈にレベルの高い社会課題に笑顔で挑んでいました。

株式会社 LIFULL

賃貸の物件などを探すライフルホームズで有名なLIFULL。社名は、あらゆるLIFEをFULLにしたいということで名づけられていて、社是は「利他主義」!!それだけでスゴイっ!!と思ってしまいました。賃貸検索だけではなく、地方創生、介護住宅、就労支援、FabなどLIFEという名にふさわしいような事業をたくさん展開されていました。(恥ずかしながら知りませんでした)

今回の受賞となったのは、住宅弱者と呼ばれる高齢者、外国籍、生活保護、性的マイノリティなどの現状賃貸が借りにくくなっている方々をサポートするサービス「FRIENDLY DOOR」。

住宅弱者の当事者であった社員の強い思いで始まった取り組みだそうですが、住宅側も貸す側も借りる側もしっかりケアをした社是をまさに実現した取り組みでした。

大王製紙株式会社

エリエールの大人用の紙おむつ「アテント」のマーケティング・広報活動。「もっといいパンツになる」というメッセージをコアにして、様々な活動がなされています。

いつ利用するようになるかわからない紙おむつ。人間の生理的な基本機能であり、毎日起きる排尿だからこそ、使っているのを知られたくない、恥ずかしいという思いが生まれやすいのだと思います。明るい気持ちで毎日充実した日々を過ごしてほしいという思いから、持ち運びやすいパッケージまで配慮した活動は、超高齢社会でのさりげないやさしさを感じました。販売も着実に伸びているようです。

最近では、高齢者だけではなく、ライブなど長時間トイレに行けないシーンなどでの利用希望も出てきているとのことでした。私も先日初マラソンは知った時に、おしっこ行きたくなりましたが、タイムロスも嫌だなと。

恥ずかしく思わずに生活できる世の中になるとよいですね!

株式会社丸井グループ

丸井さんは、今回募集のあった3部門すべてでファイナリストに選ばれている唯一の企業でした。組織・チーム部門ではグランプリということで、全社横断のウェルビーイング推進プロジェクトそのものが表彰されていました。Well-beingというものに会社をあげて向き合っているのがよくわかります。

産業医の先生が取締役執行役員であり、CWO(Chief Well-being Officer)であるということで、経営のコアに置いていることが明確なのにも驚きました。が、特にすごいなというのが、手上げ制ということで、社員自らの発案で取り組みを進めているそうです。応募の枠に対して、毎年2-5倍の応募があるということで、活動自体が浸透していることがよくわかります。

この中で生まれた「レジリエンスプログラム」などはパナソニックなど大手企業8社に展開されるなど、ノウハウも包み隠さず展開されているようです。確かに、うちの幹部と話したときにレジリエンスの研修を受けて、面白かった!と言っていました。

というわけで、グランプリの4社の活動をざっと紹介しましたが、それ以外の取り組みやその紹介のスピーチも本当に素敵というか想いに満ち溢れていて、素敵だなと思いました。

なによりも実際にすでに社会で使われている取り組みがほとんどで、やり切っている点は本当にすごかったです。我々の取り組みは、まだまだ研究開発という段階で、社会への還元という意味ではまだまだです。

表彰式にでて、逆にもっと頑張ろっ!!ととても前向きな気分になれました。

では、また来週~!!
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安藤健(@takecando)
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