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これからの働き方において、最も大事な本質とは。

昨今、新型コロナウイルスの問題によって、さまざまな社会的問題や脆弱性が浮き出てきている中で、大きなテーマになっているのが「働き方」かと思います。

特に首都圏などにおいては、地方と比べると人口密度が多く、コロナの感染が広がりやすい条件が整ってしまっており、それを是正するためにテレワークが急速に広まっているかと思います。

そして多くの方が、いかに無駄な仕事をしていたのかを実感されているかと思います。不必要な会議、不必要なコミュニケーション、不必要な処理、不必要な承認、etc...

この過程で良くも悪くも、仕事のできない人が浮き彫りになってしまっているんです。

これまでは、会社にいさえすれば、仕事してるふりや、必要のない作業をしていても仕事をしていると認識してもらえることが多かったでしょう。しかし、テレワークとなるとそうはいきません。日本の企業は海外にくらべ、成果主義の文化があまりありません。しかし、どの企業もテレワークとなると、その成果でしか判断ができないので、成果主義にならざるを得ないんです。

つまり、テレワークが成果主義への移行を強く促すことになるのです。これだけでも働き方というものは大きく変わると思いがちですが、もう一つ大きな要因があります。それは終身雇用制度の崩壊です。

世界では、急激なITの発達により産業が大きく変わり、今ではアメリカのIT企業5社の時価総額が、日本の上場企業全社の時価総額よりも大きくなるほどになっています。

これほどの激流のなかで、終身雇用というのは、もはや構造的にも限界を迎えつつあり、いつどの大企業が淘汰されてもおかしくない時代を迎えているのです。

この時代を生き抜くための仕事術とは

多くの方が、じゃあどうすればこれからの時代、脱落せずに生き残れるのか?どんな業種?職種?など思い悩んでいるかと思います。

実は、この答えはすごく簡単なんですが、その前に一つ質問があります。考えてみてください。

あなたは家電量販店に買い物に来ました。すると、最新型エアコンの前と一つ前の型のエアコンの前を行ったり来たりしてる人がいます。

さて、この人は何を求めているでしょうか?という質問なんですが、

多くの方はエアコンと答えたのではないのでしょうか。

実はこの答えがわかっている人は、おのずとこれからの時代を生きていくことができるんですが、多くの方はここを勘違いされているんです。

答えは涼しさ、もっと言うと快適さなんです。快適に、涼しく過ごしたいからエアコンを買うんです。言い換えると部屋を涼しくしたいという目的のためにエアコンという手段を使っているんです。

しかし、ほとんどの人は、もっというとこのエアコンを買いに来ている人すらもこのことを勘違いされていて、自分はエアコンが欲しいんだ、それが目的なんだと思ってしまっているんです。

これを自分はよく「手段の目的化」といっています。このように、現代の社会において非常に多くのことが、この手段の目的化が起きてしまっているんです。これがみなさんの働き方にも大きく影響をあたえているんです。

まず、ほとんどの人が、働き方の前に最も大事なことを忘れているんです。それは「なんのために働くのか」ということです。みなさんは何のために働いているのでしょうか?

家族のいる方は「家族を養うため」、「生活をしないといけないから」、独身の方は「遊びたいから」、「親孝行したいから」「生活のため」… 理由は十人十色あるかと思います。しかし、ほとんどの方がここを勘違いされているんです。

ほとんどの方の働く目的は、「幸せになるため」ではないでしょうか?

幸せになるために、家族を養う。幸せになるために、生活をする、幸せになるために親孝行をする。不幸になるため、働いている人はいませんよね。この間違いをしてしまうことで、不安になってしまったり、仕事が辛くなってしまったり、不必要な我慢をしてしまうことが多いんです。

なので、自分は幸せになるために働くんだと強く意識してください。

すると、皆さんある矛盾に気づきませんか?

幸せになるために、不幸せなことをしている人が多いんですよ。そんな働き方をしていて幸せになれませんよね。

なのでこれからの時代は自分が何をすれば幸せになれるのかを突き詰めて考え、それを仕事に落とし込んでいくことが大事になります。そのときに、ITが大きく役に立つのです。

たとえば、なにかを考える際に、知識が足りない、方法がわからない、何かヒントが欲しいと思ったとき、パソコンで検索すればほとんどの知識に触れることができます。

つまり、考えさえできれば、無数の知識を瞬時に引き出せるこのツールを駆使することで、ほとんどのことを独学で学ぶこともできるのです。

ですので、働くことの本質は幸せになるためということさえ押さえてれば、生き残るための働き方なんてものは無数にあるので、あとは突き詰めて考えていけば自ずと答えは出てくるかと思います。

いや、答えがわからないよ!という方のために、また気が向いたら続編を書きたいと思います。コメント、意見などあればお待ちしています。




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