📕2020.12.10　竹風太の料理日記

🐔レンコンと鶏肉の煮物

＜材料と調味料＞（5人分）
レンコン（小6本）、鶏むね肉（400ｇ）、糸こんにゃく（1袋）
カツオ顆粒ダシ（適量）、砂糖（大さじ２）、みりん（大さじ１）、薄口しょう油（大さじ2）、濃縮つゆ（最終味調整用）、だし昆布（１片）

＜調理＞
１．レンコンを5ミリ程度の輪切りにし、酢水に10分以上浸し、ザルに上げておく。
２．糸こんにゃくを適当な大きさに切り、ボールの中で塩もみする。良くゆすいで、お湯で10分以上茹でる。ザルに取っておく。
３．鶏むね肉を縦3本に切り、それぞれをそぎ切りにする。
４．水500㏄入れた鍋に、だし昆布、カツオ顆粒ダシ、砂糖、みりん、薄口しょう油を投入。強火で沸騰させる。
５．準備した材料を全て投入。アクがかなり出るので、丁寧に取る。
６．落し蓋をして、柔らかくなったら出来上がり。

　今回のレンコンも、いつもの「無人レンコン屋」で買ったものだが、さすがに毎日食卓に並ぶと、料理人本人が食傷気味になってしまっていた。

　きっと、罰が当たったのだろう。あっという間に、色が悪くなり、味も急降下してしまった。

　しかたがないので、今日は3袋全ての皮をむき、酢水にとって、現在レンコンのご機嫌を伺っている最中である。

　今日の、煮物のレンコンは、その3袋の中の、健康優良児たちである。色が白く、煮た時に紫色にならないと思われるレンコンを酢水から選抜して料理に使った。

🐟🍗魚のフライと鶏のから揚げ

＜材料と調味料＞（5人分）
冷凍魚フライ（10枚）、冷凍鶏のから揚げ（10個）
サラダ油

　両方とも、「業務スーパー」で購入したものである。老人が多い我が家としては、油ものがこれほど多量に食卓に上がることは珍しい。

　実は、この不自然なメニューには、理由があるのだ。

　それは、正月のおせち料理と関係がある。我が家では、おせち料理は買うものではなく、作るものとみんな思っている。そこで、そのおせち料理の具材を現在仕入れている最中なのである。

　スーパーの広告で安いという情報を家人が得ると、速攻で買いに行くことになる。そして、手に入れると「冷凍庫」に入れなければならない。つまり、冷凍庫の中を早目に片付けなければならないのだ。そこで、今日の料理たちが「始末されるために」取り出されたというわけだ。

＜調理＞
１．サラダ油を180℃に熱して、冷凍魚フライを半量ずつ揚げる。キッチンペーパーの上で油を取る。
２．冷凍鶏のから揚げを半量ずつ揚げる。キッチンペーパーの上で油を取る。

🥕大根の皮と人参のキンピラ

＜材料と調味料＞（5人分）
大根の皮（半本分）、大根の葉、人参（半分）、白ごま（大さじ1.5）
砂糖（大さじ２）、みりん（大さじ１）、濃い口しょう油（大さじ１）、チキン味調味料（適量）、サラダ油、ごま油、鷹の爪

　前回、大根料理をしたときに予告をしたが、やはりその時に余った「大根の皮と葉」はキンピラになった。

＜調理＞
１．大根の皮を千切りにする。大根の葉をみじん切りにする。
２．人参をスライサーなどで、千切りにする。
３．フライパンにサラダ油とごま油を同量入れ、材料を柔らかくなるまで炒める。
４．砂糖、みりん、濃い口しょう油、チキン味調味料を入れ、炒め煮する。
５．水分がなくなり、照りが出てきたら出来上がり。

　結構な頻度で作るキンピラだが、味付けはその日の気分で変えている。私は「家庭の味」というのは、「いつも同じではないところ」がいいと思っている。毎回、きちっとしたレシピだとしたら、たぶんすぐ飽きてしまう。家庭の味が飽きないのは、作るたびに少しずつ味が変わるからなのではないかと、勝手に思っているので、あえて「その日の気分で」作るのだ。

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