📕2020.11.10 竹風太の料理日記

🥗はじめに

私は料理が好きだ。
基本的に作業をするだけの労働は性に合わない。
労働の結果、何かしらの製品が生まれ、その生まれた物が利用可能だったらなお嬉しい。
料理はその条件を満たしている。

🍚今日の料理

　今日は「スペイン風オムレツ」と、「大根と人参のなます」である。
「その組み合わせはない」と、批判もあるだろうが、私だって変だとは気付いている。
　我が家を構成しているのは、若者と老人たちだ。まず、メニューで両方満たすのは至難の業だ。仕方ないので、今日のような和洋折衷になってしまう。

🥘スペイン風オムレツ

＜材料＞玉ねぎ（半分）、にんじん（中１本）、冷凍フライドポテト（２００g）、冷凍インゲン（５~６本）、ウィンナー（大２本）、たまご（５個）

　実は、玉ねぎを入れるのも、家人と娘の顔色を伺っている。二人とも嫌いなのだ。しかし、玉ねぎは洋食の基本と考えているので、外せない。しかし、シャリシャリしたり、辛みが出ていたりすると二人ともアウトだ。

　今日は、生のジャガイモではなく、冷凍フライドポテトを使った。これはとても便利。しかも、１回火が通っているので、加熱時間を気にしなくていいので、気が楽だ。

＜調味料＞サラダ油（大さじ２）、バター（大さじ１）、アジシオコショウ（適量）、食塩（適量）、チキン味調味料、コンブ茶

　私は、塩＋コショウを使う場合、アジシオコショウで代用してしまう。味の素はいらないだろうという意見もあると思うが、太宰治が「僕がね、絶対、確信を持てるのは味の素だけなんだ」と言っていたのだ。太宰治ファンとしてはアジシオコショウで問題なしだ。

＜調理＞
　
１．材料のところでも書いたが、玉ねぎの生っぽいのに耐えられない者がいるので、まるで、カレーの玉ねぎのように、みじん切りにして、テフロン加工のフライパンにサラダ油＋バターを入れ、徹底的に炒める。
２．人参・インゲン・ウィンナーもみじん切り、いためた玉ねぎに加え、調味料も入れてさらに炒める。最後に冷凍フライドポテトを１センチくらいのざく切りにして炒める。
３．火が通ったら、卵にアジシオコショウを入れ完全に混ぜ、炒めた具材の上にかける。具材が均等になるようにならしたら、弱火で１０分~１５分ふたをして火を通す。表面が完全に乾いたら出来上がり。
４．粗熱が取れたら、まな板の上で６等分に切り分ける。食べる前に、ケチャップをかけてあげると食欲も増す。

　全て、細かく切り刻むのは、義父が固いものや、長いものが食べにくいという理由からである。ご家庭で作るときには、ウィンナーやいんげんは輪切りでいいと思う。

🥕大根と人参のなます

＜材料＞
大根（四分の一）、人参（１本）

大根と人参は実は食べ合わせが悪いと、料理の本で読んだことがある。人参に含まれる「アスコルビナーゼ」が大根に含まれる「ビタミンC」を破壊してしまうのだ。ただし、「アスコルビナーゼ」は酸と熱に弱いので、酢をたっぷり使う「なます」ならば大丈夫。

＜調味料＞
米酢（１カップ）、砂糖（大さじ５）、食塩（小さじ１）、はちみつ（大さじ２）、スダチ（２個）、コンブ茶（小さじ１）

　我が家の老人たちは、歳とともに甘いのが好きになってきた。実は砂糖は大さじ５以上入れたような気がする。また、はちみつもやりすぎのような気がしたが、いれたら好評だったのでいつも入れている。

＜調理＞
１．大根と人参は千切り。スライサーなどを使うときれいに切れる。
２．通常は軽く塩をして、１０分程置いてから、絞るといいのだが、お酢が利き過ぎているのが嫌いな老人がいるので、この過程を省略する。そうすると、適度に水分が出てくるので、味がまろやかになる。
３．調味料を完全に混ぜ、大根と人参にかけ、よく混ぜる。これで、出来上がり。

📘最後に

　教育を中心に記事を書いているが、たまには息抜きで、自分の趣味で記事を書きたくなった。

　写真を取ろうと思えば撮れたのだが、あえてやめることにした。この文は料理のレシピの形態をとっているが、ところどころに、コメントを入れている。評判が良ければ、ときどき入れていく。