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【就活】面接で部活の経験が生きる人と生きない人

最近はどんなテーマで書いたらいいのかわからないので
迷走しながらいろんなテーマで書いてみようと思います。

今回は面接で部活の経験が生きる人と生きない人というテーマで書きますが、部活以外にもバイトやサークル、ボランティア、留学なども同じことが言えるのかなと思っています。

もしこれから面接がある人は、少しでも参考にしてもらえたらなと思います。


就活時代の話

新卒で実業団に行った人が就活の話なんかするのかと思うかもしれませんが、実はもともと実業団に行くつもりはなく、普通に就活をして内定も出ていたのでとある会社に入社する予定でした。

そこから色々あって実業団に行くことになったのですが、その時の就活の話と同期や先輩後輩の話を踏まえての考えです。

大学3年の就活

私は大学3年の秋頃から就活を始めました。
きっかけは、たまたま部内メールに届いたとあるコンサル会社からの案内です。

部活生はインターンを免除して適性検査と面接に進めますということだったので、とりあえずエントリーしてみました。

そこから早期選考を行っていた会社を3社受けましたが、箱根駅伝前だったこともあり、練習に支障が出ないようなスケジュールを考える必要がありました。

そこで企業分析や自己分析などはあまりせず、就活に時間を取られないようにしながら就活しました。

その時に考えていたことは、
どうしたら面接は通過できるのか
ということです。

体は休めていても、頭を使う時間はあったので、とりあえずそういうことを考え、そこである程度面接というものがなんなのかを理解できたらあとはそれを攻略していく感覚で受けていました。

ガクチカ

まず面接で間違いなく聞かれるのがガクチカです。
ここで勘違いしてる人が多いのが、ガクチカはすごさをアピールする場ではないということです。

よく部活生はガクチカがあっていいとか、箱根駅伝走ってたら絶対通るとか言うのですが
実際はそんなこともありません。

箱根駅伝を走っていても落ちてる人はたくさんいます。

たしかに話のネタとしては使えますが、ガクチカを話すことで何を伝えたいかを明確にしてないと
ただの自慢話で終わってしまいます。

ガクチカは、
その人がどんな考えでどんなことに取り組んできたかを話す場で
そこから面接官は、それが仕事でどう生かせるかを考えます。

例えば協調性を強みにしている人は、
部活やサークルでこういった問題が起きた時に、自分がこんな対応をして、こんな解決方法をした結果、問題が起きる前と後でこう変わりました 

とか

淡々とこなせたり計画性があるなら
バイトでこんな目標がありました。ただこれまでは達成率が悪かった。その原因を考えた時に目標までの道筋や具体的な行動がなかったので、まずはそこを明確にしました。
それによってそれぞれのやることが可視化され、あとはそれを淡々とこなすことでこんな結果になりました。

こんな感じで、
自分はどういう人間だから、こんな時に、こんなことをしたことで、こんな結果になった
ということを話せば、それはその場だけではなく仕事でも生かせるものになります。

逆にたくさん走って箱根駅伝出ましたと言っても、すごいとはなりますが
そこから与えられる自分のことはたくさん走れて、頑張れる人かなぐらいにしかなりません。

自分自身に一貫性を持って、それに合わせたエピソードで戦いましょう。

グループ面接で優位に立った瞬間

グループ面接で考えたことは、いかに自分のことを記憶に残すかです。

グループ面接が何回かあったのですが、そのうちの1回が大学3年の箱根駅伝走った後にありました。

この時に、箱根駅伝というワードは使えました。
正直パワーワードではあると思います。

ただ、その時の他のメンバーも経歴はすごい人がたくさんいました。
スケートで全国大会優勝、サッカーでプレイングコーチをしながら全国大会出場、起業して自分のお金で生活、海外で活動などなど

この中にいたら箱根駅伝はそこまで凄いわけではないなと感じたので、
あえて箱根駅伝を走ったことを言いませんでした。

競走部で長距離を走っていたとだけ伝えたのです。

ここからは半分運要素もあったのですが、
最後の方に就活の状況を聞かれた際に
「実はこの前の箱根駅伝に出場していて、それが大事な目標だったので就活はほとんど出来ていません。」
と答えました。

この時の面接官の反応としては
「え、走ってたの!?」
という感じでした。

これでただ最初に箱根駅伝走った話をするよりも印象に残すことが出来たのかなと思っています。
また、これに付随して
箱根駅伝を第一優先にしながらも、御社の面接だけは受けてました
的なニュアンスになったので、志望度の高さのアピールにもなったかなと思います。

グループ面接は複数人いるので、面接官の記憶に残るような立ち回りも大事です。

グループ面接じゃなくても同じことは言えるかもしれませんが

就活で考えなければいけないこと

就活で考えなければいけないことは、会社が何を求めているか、何のために面接をしているかです。

結果はどうでもいい

よく面接でサークルで会長?やってました、バイトリーダーやってました、みたいなことを言う人がいますが、そんなものはどうでもいいんです。
箱根駅伝走ったかどうかもどうでもいいんです(箱根駅伝好きの面接官にはどうでもよくないですが)

なぜその結果になったのか、そこに再現性があるのか、それを会社でどう生かすのか

こういうことを言語化し、その説得材料として結果を使うのです。

ただ結果をアピールしても、居酒屋でつまらない自慢話をしてる人と変わらないのでやめましょう。

相手の視点に立つ

ここまで書いてきたことは、相手視点に立てば当たり前のことです。

自分が面接官をやってみるとよくわかると思います。

興味のない自慢話されるのは嫌だし
何も印象がない人は何十人も面接したら忘れるし
話が長いと眠くなるし
質問に適した回答が返ってこないと会話にならないし
声が小さいと聞こえないし
姿勢悪いとなんか嫌だし

当たり前の話ですが、
面接になると意外と出来ない人が多いんです
だからこそ、そこを理解して面接に臨むだけで
他の人よりも1歩上をいくことができるんです。

周りと差をつける

面接は他の人との相対評価です。
だからこそ、他の人よりもどこか強みを出していかないといけません。

それなのにみんな自分のことを過小評価しすぎてます。
それって、
このお菓子まずいけどお土産にいかがですか
って売り出してるようなもんです
それを誰も欲しいと思わないですよね

それなら嘘でもいいから、
このお菓子は日本一美味しいです
とか言った方が買ってくれるでしょう

面接に関して言えば、
自信なさそうにしてる人よりも、嘘でもいいから自分は仕事できますって雰囲気を醸し出すのが大事です。

自分のことを取らなかったら損だぞ?
落とされるぐらいならこっちから行かんわ!
ぐらいに思っとくのがちょうどいいです。

自分は実際にそのぐらいの気持ちでいました。

とりあえず雰囲気だけでも優秀です感出しときましょう。

元も子もない話

ここまで色々書きましたが、
面接で1番大事なことは結局『印象の良さ』です。

もう少し具体的に書くと、
清潔感、愛嬌、自信、元気の良さ
あたりでしょうか

面接官も人です。

人が30分〜1時間話しただけで仕事が出来るかどうかはたいして判断できないんです。
だから仕事の出来はほとんど関係ないです。

大学生にそんなことを求めるのはごく一部のエリート企業か即戦力の欲しいベンチャーぐらいでしょう。

結局は印象がいい人を採用します。
人は外見的特徴を見て、内面の判断まで影響されます。
いかに頭が良さそうか、優秀そうかを見せることができれば面接は通ります。

清潔感、愛嬌、自信、元気の良さがない人は、仕事が出来るイメージはないでしょう。
だからこそ、そこが大事だし、なんならそこだけ極めておけば面接はなんとかなります。

前半の内容は、印象の良さがあった上で
仕事ができそう感をプラスしていくための加点材料です。

まずはどうやったら少しでも印象よく見てもらえるかを考えていきましょう。

そうすれば自ずと、ネットによくある身だしなみの話や作法の話も理解できると思います。

情報を鵜呑みにするのではなく、本質を考えて実践しましょう。


これから面接をする人へ

面接はゲームです。

自分の能力を正しく判断してもらえるような場ではありません。
面接に落ちたからと言って、マイナスに捉える必要は一切ありません。

攻略法を見つけて、それ通りにゲームクリアするだけです。
炎タイプのポケモンを育てたのに、水タイプが出てくることもあります。
その時は
自分のことを雇わなくて損したな
ぐらいに考えて次に行きましょう。

そしてもう一つ

今は転職時代です。
基本転職します。

私みたいに一旦独立してみようとなるかもしれません。

だから、新卒の会社に囚われすぎず
気楽にゲームだと思って臨んでみてください。
そのぐらいの方がうまくいきます。

ほどほどに頑張ってください。

面接困ってる人いたら、色々話したい
一つの参考として自分の考えを伝えていきたい

てことで、もしいれば連絡ください



さて、明日は早実生とポイント練習だ
しかもきつい練習
最近全然走ってなかったからやばいかもな

引っ張り切れるかどうか…

結果はInstagramで

それでは、おやすみなさい。

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