虚像3〜侵される人々〜 「地域活性化の為にイベントをやって、地域を盛り上げたい。〇〇さんに話したら凄く盛り上がって、是非掲載してもらおうと言う事になった」
もしも「地方メディアに載ってみたい」
その様にお考えの方が居れば、方法は二つ有る
簡単なので是非お試し頂きたい
一つは掲載費を払って広告等で載る方法
もう一つは魔法の言葉を使う
[地域活性化] と [地域を盛り上げたい] だ
より願望を叶え易くする為に
例文もご用意しておこう
例文
「地域活性化の為にイベントをやって、地域を盛り上げたい。〇〇さんに話したら凄く盛り上がって、是非掲載してもらおうと言う事になった」
〇〇の部分には一つ目の記事で書いた様な人物を
自身の地域に当て嵌めて貰えれば良い
この例文を使えば、かなりの高確率で
願望を叶える事が出来るだろう
地方メディアの記者はこの魔法の言葉を
日々探し回っている
こちら側から提供すれば願ったり叶ったりだ
若干批判めいた書き方になってしまったが
これには訳がある
地方メディアの記者の中にも
[侵され人]が紛れ込んでいるからだ
断っておくが、記者の方の大半は、まともな方々だ
一部の記者に[侵され人]が紛れ込んでいると言う事を、ご理解頂きたい
一の記事で[侵され人]の人脈アピールがあったが
地方メディアの記者の名も良く連ねられる
[地域活性化]に関する話で名前が出る記者も
大半が[侵され人]だ
[侵され人]となった記者は個人的感情で[イベント]に介入してくる
分かり易く実体験を書いておこう
以前、ある組合が主催で、この街出身の著名な作家を招いて、作品の展示会を行った事がある
私は、その展示会の開催に、反対だった
その作家とは、前々から個人的に親しくしており
私は作品の価値を理解していた
地方の組合で扱うには、作品の名が余りにも大きい
それ故の反対だった
しかし、そんな声も虚しく展示会の開催が決まった
その際に1人の地方メディアの記者が現れた
作家とは、以前より親しかったらしく
作家のファンだと豪語していた
そして、事も有ろうに、展示会について
事ある毎に口を挟んでくる
勿論、主催者には秘密裏にだ
作家のラボに遊びに行った際
たまたま居合わせた私に向かって
「君が携わって男がやると決めたなら責任をもって君が展示する作品を選べ」
そう言い放つと、半ば軟禁状態となり強制的に作品の選定をさせられた
意味が分からない
そもそも私は展示会には反対の姿勢だ
しかも、展示作品の選定は主催者と作家で行う様
取り決められていた
しかし、そんな事はお構いなしの様子だった
後日、この事を主催者に報告し、この記者は排除され、こと無きを得た
この時の展示会は所謂[イベント]とは少し毛色の違う内容ではあった
しかし、地方メディアの一記者の常軌を逸した介入が成されようとした事に疑問が残る
今でも似た様な事が、度々起こっていると聞く
他にも、この様な話も聞いた
[侵され人]のグループが複数あったとしよう
グループを[A]と[B]とする
[A]と[B]は敵対(ライバル)関係だ
ある記者が、別々に行われる両グループの会議、打ち合わせに顔を出し、両者の動向を報告している
更には[A]では[B]を[B]では[A]を批判し、挙句、裏では両者を批判して嘲笑の的にしているとの事だった
まるで落語の様な落ちだ
たまたま嘲笑する場に居合わせた知人の話なので
間違い無い
これも、遂先日聞いた話だ
これに関しては[地域活性化]云々の話では無く
地域の情報を担う報道機関の在り方の問題だろう
[侵され人]を紙面上で華やかに飾り、囃し立て
裏では[侵され人]を嘲笑う
この様な事が[地域活性化]を闇深くし
実体のない [虚像] にしてしまっている様でならない
[虚像]を作り出す彼らもまた[侵され人]だ
彼らの握るペンに
どの様な思惑が有り
そのペン先で綴る地域の未来は
如何なる物が映し出されるのだろうか?
次回に続く↓
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