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Z世代にヘルシー間食

嫁が1月にコロナになった時、県からボックスで食料品が届きました。

親子丼などのレトルト、カップめん、など美味しく頂きました。ちなみに私は健康そのものですが、、、、
しかし、どうも味気ないおかゆだけは残っています。

しかし味の素と三井物産はこの地味なおかゆに着目して、Z世代をターゲットに新商品を開発したのです。

商品名は

粥粥好日(かゆかゆこうじつ)

アジアンテイストをベースにしたお洒落な商品です。

味の素が「映える」おかゆ

をなぜ手掛けたのか?

今日はそんな地味だった食事おかゆとZ世代を結ぶ商品を

*台湾や韓国料理をもとにした映えるおかゆ
*手軽に栄養も満たせる食事へのニーズ
*買い物で社会貢献」3割

とみていきながら

味の素が手薄だったZ世代の嗜好に合った新商品で若者需要を開拓

と取りこぼしていたマーケットにも力を入れていることをチェックしたいと思います。


*台湾や韓国料理をもとにした映えるおかゆ

まず、2021年に味の素は

Z世代事業創造部

を立ち上げたました。

その目的は、主婦など料理と日常にかかわる主婦層や高齢者には味の素はとても認知されています。

コマーシャルで自社商品もアピール出来るし、もう既にファンになっている人も多くいるでしょう。

しかし、テレビもあまり見ないし料理も経験が少ない人の多いZ世代には今まで十分アプローチ出来ていないという危機感があったのです。

そこで社内の20代のスタッフ中心にZ世代も取り込むために新しい部署を立ち上げました。

そして大手企業や起業家などが交流する施設

渋谷キューズ

をベースに活動し、三井物産とともに商品構想を進めて、完成したのがこの粥粥好日というおかゆでした。

24日から10日間限定で渋谷スクランブルスクエアに期間限定店して販売すると共に、ECサイトも展開を予定しています。

*手軽に栄養も満たせる食事へのニーズ

このおかゆが、一体とんな商品かといえば

台湾や韓国料理をもとにした3色の「映える」おかゆ

でそのコンセプトは

罪悪感なく食べられるヘルシーな間食

です。

他人の目を気にしたり、SNSで投稿することが多い彼らには体型や体重はとても気になるところです。

しかし10代、20代の食べ盛りでお腹は美味しい食べ物を求めています。

そこで低カロリーで美味しいおかゆをヘルシーフードとしてアレンジしました。

今までサイトでも従来のおかゆをアレンジして食べるレシピなどを公開していましたが、さらに手を掛けずに食べられるように新商品を試作していったのです。

台湾の豆乳スープや香港の火鍋をアレンジした味付けで600Wの電子レンジで1分半で調理できます。干しえびやラー油などを別添し、本格的な味を再現しました。

まさに、気にせず手軽に食べられる調理の手間いらずの商品をぶつけてきました。

*買い物で社会貢献」3割

実はZ世代は学校でSDGsやエシカル消費などについて多く学んできた経験があります。

フェアトレードの青果物購入する若者の思考は

バナナの値段が数十円高くても構わないと考えているその一方で、社会への貢献をSNSで自慢することには違和感を感じています。
自然とエシカルがあるくらいが丁度いいと思っているのです。

そこで地産地消や体に良い商品は彼らの嗜好に結びつきやすいですね。

味の素が若者へのヒアリングした結果

ファン・エシカル

というキーワードが見つかりました。つまり

エシカルであることを前提に楽しめる製品

を求めています。

おかゆは世界的に不足が懸念される小麦ではなく、国内で十分供給できるお米を使います。
国産商品で国内消費を促せばエネルギーの観点からみてもエシカルに貢献できそうです。

しかもアジアンテイストでおしゃれなパッケージは若者のセンスにぴったり合います。

味の素が手薄だったZ世代の嗜好に合った新商品で若者需要を開拓

しながらも、「優しい商品」を手がけていくことで発展すれば一石二鳥ですね

#Z世代 #おかゆ #粥粥好日 #味の素 #SDGs #エシカル #日経新聞

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