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静寂の使徒

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日々の生活を綴る。物静かな小話。 オールジャンル、たまに提起したり、ブチ込んだりしますが、僕の話。世間より静かな、ここの話。
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#小説

アフタートーク声小説

アフタートーク声小説

※この記事はあとがきみたいなやつです。裏側かな。コンペ出場作品でもないので、タグはつけん。
数日前、募集企画に短編小説を一本出した。

これである。募集テーマは『声』について、あっオッケーオッケー、やったるでーなんてさらっと言ってはみたものの。結構これ難しいな。などと思いながら2日間ぐらいぼそぼそと書いていた。

僕は自分が書く『小説』という形式には、制約条件を設けている。絶対に『恋愛モノ』を書か

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noteはもっと自由な文で良い

『telecasterの外の夢』シリーズ、完結しました。
今回の『telecaster』シリーズ最終話と、『あんたの本能、買わせてくれる?』の2編で、全編モノローグという形式で小説を書いてみました。

実際のところnoteに小説を発表することは、文学賞に出すこととは違う。原稿用紙40×40の書式で、文字数何文字以上といった括りもない。
実は今回の小説で、僕は結構可能性を感じた。もっと遊べる。使える

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記憶が場所を呼び起こす

記憶が場所を呼び起こす

『telecasterの外の夢』シリーズを毎週絶賛更新中ではありますが、そんな状況の中、次の創作のプロットが出来上がり、はぁ?浮気性にもほどがあるだろとこの移り変わりの激しさに凄くもやっとしている今日この頃です。

今回は"場所"に呼ばれた話です。なので結構、しょうがないかなと思います。
今回は書く前に、公開を始めだす前にその場所について語ります。正式名称なんかは伏せます。いったらすぐに分かるので

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あんたの覚悟に対してのアンサーソング

別にしっかりしてなくても、世の中なんとなくで生きていける。
なんとなく仕事をして、適当に遊んで、スマホで時間を潰して生きて行く事は容易い。
僕たちはなんとなくその選択肢を選んで、時間を食い潰して、楽しく、気楽に生きている。

でもいつか、思ってしまう。このままじゃダメだって事を。それはいつも、全然コントロール出来ないきっかけで訪れる。今のままじゃ全然ダメで、もっと地に足をつけて。しっかり歩かなきゃ

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ぐらぐら煮立つ、暗黒花霞。

ぐらぐら煮立つ、暗黒花霞。

昨日から始めた、『すべての花を焼き捨てて』シリーズ。やっとこさ2章に入りまして、うーん。いろいろ、思うところがあってまた別に綴ります。

私にとって、小説を書く、っつうのはどれも凄まじいパワーが必要で、面白そうなネタ優先ではないから、余計重労働みたいになってしまう。
濡れ雑巾を絞る、感覚に近いのかな。なのでどれも渾身の一撃、って感じで書いてます。実際のところそんなことする必要はまったくもってなく、

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あなた、とは切り離した世界観。

あなた、とは切り離した世界観。

結構曖昧なルール、なのですが、私の文章には、"あなた"が存在しない。
貴方、貴女、君、you、が存在しない。特に短編とかでは特に顕著なのですが、所謂女性を出したい時には自然と、彼女、あの女、とか3人称にしている。
それが何を意味するか、と言うと簡潔です。恋愛については、書きません!こういうことです。
そういう所を期待していた読者の方々には申し訳ないのですが、恐らく書きません。

説明します。私自

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