「書く力」は新しい時代の武器である

「書く力」は新しい時代の武器である

書くたびに人生は「上方修正」される

いま「書く」場面はめちゃくちゃ増えています。

これまで、人生のなかで「書く」という機会はそこまで多くなかったかもしれません。書類を書くときや履歴書を書くときに気合いを入れればよかった。書くことを避けていても、なんとかなってきました。

しかしこういう時代になり、遠隔でコミュニケーションをとるようになると「歩く」「座る」「話す」といった行動と同じレベルで「書く」必要が出てきました。

日々TwitterやLINEを使い、仕事ではメッセンジャーやSlackなどを使います。息をするように「書く」という場面が多くなった。これからは「書くことが得意な人だけが書ければいい」という時代ではなく、どんな人でも書かなくてはいけない時代になったわけです。

多くのコミュニケーションが「テキスト」で行われるようになった。ということは、「書く力」のある人が有利になったことを示します。

書く力をアップするだけで、人生はそのたびによくなります。

もしあなたの書いたメールで商談がうまくまとまったら。もしあなたの書いたツイートが拡散してムーブメントが起きたら。もしあなたの書いたnoteが評判になって出版社の人の目に止まったら。バンバンいいことが舞い込むことになります。書くたびに人生が「上方修正」されるのです。

書くことを得意にしておけば、めちゃくちゃチャンスが訪れる時代。自分の頭のなかをうまくアウトプットできるだけで、人生は、世界は変わるのです。

書くだけで「存在感」を出せる

新時代における「書くことの威力」は計り知れません。

リアルの会社では「存在感のある人」が有利でした。具体的に言えば、声の大きい人、威厳がありそうに見える人、ビシッとスーツを着こなしている人……。そういう人たちが力を持っていました。

でもリモート時代になり物理的な要素がフラットになると、今度は「テキスト使い」のうまい人が存在感を出すようになりました。

Slackでうまく場を回せる人、ZOOM会議のあとにパッと議事録をまとめられる人、絶妙なツイートで注目を集められる人。そういう人が存在感を出し始めたのです。

つまり「書くだけで存在感を出せるようになった」ということです。

逆に言えば、これまでは「会社にいる」「会議に出る」だけで価値を示すことができた人も、オンラインでアウトプットができないと価値を示せなくなったとも言えるでしょう。

書くことが「セーフティネット」になる

これからの時代、「書く」ことはセーフティネットにもなります。

これまでのセーフティネットと言えば、貯金や保険だったり、会社にひたすらしがみつくことだったかもしれません。もちろんそれらに意味がなくなったわけではありません。

ただ、書くことで自分という存在を示し続け社会からの信頼を得ておけば、困ったときや、仮に仕事がなくなったときにも、誰かが助けてくれる可能性があるのです。具体的にいえば、ツイッターやフェイスブックなどで自分のやっている仕事や得意なことを発信しておけば「そういえば◯◯の分野は、あの人が詳しいはずだから声をかけてみよう」ということが起きます。

真っ暗な海の中で静かにしていては、誰にも見つけてもらえません。しかし、小さくても光を出し続けることで見つけてもらえるようになる。そんな感じです。「ここに自分が生きてるんだ」「自分はこういうことをしている人間だ」と示すことが、貯金や会社にも勝るセーフティネットになるのです。

「情報消費者」をやめ「クリエイター」になろう

情報をたくさん取得した人がえらい。そういう時代がありました。

しかしあらゆる情報は瞬時に得られるようになり、すべての人が平等にものごとを知ることができるようになりました。

すると今度は情報を発信する人がえらい時代になりました。情報発信で差がつく時代になったのです。

それも誰かから聞いたことやニュースの感想などの「二次情報」ではなく、「生の情報」「一次情報」を発信することの価値は、ものすごく上がりました。足を使って取材をしそれを発信できる人はまだまだ貴重です。

「情報の消費者」はたくさんいます。でも「情報の生産者」はまだまだ少ない。書けば今日からクリエイター。書ける人の市場は、読める人の市場に比べて「ブルーオーシャン」なのです。

ぼくは(ちょっと下品な言い方かもしれないですが)「書くことは元手ゼロの錬金術」だと思っています。誰かに何かをうまく伝えるだけで価値になる。人の感情をゆさぶったり役に立つことを書くだけで価値になる。それが積み重なっていくと、メディアに呼ばれたり「本を書きませんか?」と言われたりするようになります。発信が価値となり、信頼となり、それに応じたリターンもいずれやってきます。

書くたびにリーダーになっていく

発信すると、ちょっとずつリーダーに近づきます。

Slackなど会社のコミュニティで企画を提案したりビジョンを示したりしていると「おお、それいいね! 動いてみてよ」と言われることがあります。「じゃあ、きみが先導してやってくれよ」などと言われたりもします。

ツイッターでも、つぶやいているといつのまにかフォロワーが増えていきます。フォロワーが増えるということは、裏返せばリーダーになっているということです。100人のフォロワーがいれば、自分のアカウントに関しては100人のリーダーです。

書くたびにリーダーになる、とはそういうことです。

いま、時代はなんとなくどよーんとしています。なんとなく暗い。先も見えない。そういうときはリーダーが求められています。

みんながどっちに行けばいいかな? と思っているときに「こっちがいいんじゃない?」「こっちに行こうよ!」と言ってくれる人がいると、一筋の光になります。暗闇を照らすことができます。

リーダーになる、というと大げさかもしれませんが、こんなときだからこそ、発信することで、まわりを勇気づけたり、笑わせたり、ちょっと明るくすることはすごく価値のあることなのです。

いま、めちゃめちゃチャンスですよ!

文字を書けば、伝えることができます。

インターネットがあれば、不特定多数の人に自分の思いを伝えることができます。これはすごいことです。

ぼく自身、「書いた」ことで人生が変わりました。同じようにあなたも人生を変えることはできるはずです。

いわば書くというのは、無料で誰でも使える魔法です。話すのはセンスもいりますし、恥ずかしいかもしれませんが、書くのであればある程度ハードルは低いはずです。

時代は変わりました。それに伴って「書ける」ことの価値も上がりました。令和は「書く人」が有利な時代です。ぜひ書く力を身につけてほしいと思います。

「いや、そんなこと言われても、どうやればいいかわかんないんだよなー」って思ってる人は……

……あ、忘れてました。

そういえば、ぼく、こんな本を出したんでした。もしよろしければチェックしてみてください。PRへたくそか。


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株式会社WORDS代表取締役。経営者の言語化・コンテンツ化をサポートする顧問編集者。『メモの魔力』(前田裕二)、『佐藤可士和の打ち合わせ』(佐藤可士和)、『福岡市を経営する』(高島宗一郎)など書籍の編集・執筆も。SNS時代の「伝わる文章」の探求をしています。ポテトサラダが好き。