【熱中症・夏バテを予防しませんか?】 4つの予防対策で快適な夏を過ごしましょう
暑い夏は、楽しいイベントや開放的な気分が味わえる一方で、体調を崩しやすい季節でもあります。
特に、夏バテは多くの人が悩まされる症状の1つです。
※環境省も熱中症(夏バテ)の注意喚起を促しています。
今回は、夏バテを予防するための4つの対策をご紹介します。
これらの対策を意識することで、暑い夏も元気に過ごせるでしょう。
本題へ入る前に、私の自己紹介をさせていただきます。
京都市内で癒しマッサージ鍼灸院を運営。
では、本題へ進みましょう。
1. 冷たい飲食に気をつける
夏は冷たい飲み物やアイスクリームなどが美味しく感じられますが、摂りすぎには注意が必要です。
冷たい飲食は胃腸を冷やし、消化機能を低下させてしまいます。
冷たい飲食をし過ぎてしまうと、以下の症状が現れます。
下痢
腹痛
胃もたれ
全身の疲労感
対策:
冷たい物を飲む時は氷を入れ過ぎない
温かい飲み物やスープを積極的に摂取する
冷たいものを食べるときは温かい物を飲む
夏はやはり、冷たい物が美味しく感じます。
上記の対策を意識しつつ、適度に楽しむのが体にとって良いと考えます。
2. お風呂にゆっくり浸かる
シャワーで済ませず、湯船にゆっくり浸かることも夏バテ予防に効果的です。
40℃前後のお湯に20分以上浸かることで、体温を上げ、血行を促進します。また、自律神経の副交感神経が優位になり、睡眠を深くして疲れの回復を早める効果も期待できます。
しかし、のぼせてしまうと次の症状が現れるため注意が必要です。
動悸
吐き気
ふらつき感
手足の力が入りにくい
対策:
10分くらいでのぼせる場合、胸の高さくらいまでつかる
10分以上つかってものぼせない場合、鎖骨の高さまでつかる
以上の2つの対策でのぼせる場合、お湯の温度を38℃に設定する
適切なお風呂の入り方については、こちらの記事が参考になりますよ。
3. 冷房の風に注意
冷房は室温を快適に保つために欠かせませんが、風が直接体に当たると体温を奪い、手・足・お腹が冷える原因となります。
冷房の設定温度については、こちらの記事を御参照ください。
冷房の風で体を冷やしてしまうと以下の症状が現れるため、注意が必要です。
咳
腹痛
頭痛
全身の気だるさ
対策:
寝るときは冷房の温度を上げ、加湿器を使う
扇風機を併用して、室内全体の空気を循環させる
冷風の吹き出し口を調整し、体に直接当たらないようにする
4. 直射日光に気をつける
直射日光を浴びると体温が上がり、熱中症のリスクが高まります。
熱中症になると以下の症状が現れます。
動悸
立ちくらみ
ズキズキする頭痛
全身の気だるさ(熱中症がひどい場合、3日前後続きます)
対策:
日中に外出するさいは日かげを通る
日焼け止めを塗り、こまめに塗り直す
外出する場合は、帽子や日傘、サングラスなどを活用する
熱中症のメカニズムや応急処置は、こちらの記事も参考になります。
まとめ【食事内容にも配慮しましょう】
熱中症(夏バテ)は、ちょっとした意識で予防することができます。
紹介した4つの対策を参考に、自分に合った方法を見つけましょう。
また、以下の栄養を摂取することも、夏バテの予防につながります。
肉類
きのこ類
緑黄色野菜
スポーツドリンク
これらには夏バテの予防に必要な、ビタミン、ミネラル、タンパク質、クエン酸などを摂取できるからです。
夏の食事内容については、こちらの記事を参考にされるのもお勧めです。
暑い夏を元気に過ごせるよう、夏バテ対策を意識して行っていただけると幸いです。
では、今回の記事は以上で終了です。
最後までご覧くださり、ありがとうございました。
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