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「あほの関西人、ツルツルスベスベの美肌になる」の巻

この前、何年かぶりに鼻の頭にニキビというか、吹き出物ができました。ポツンと赤いのがすごく目立っていて恥ずかしかったです。ニキビができるとテンション下がりますよね。

でも外出する時はマスクをしているので、全然わからないラッキー!と思っていたら、市役所で「本人確認の為、マスクを外して下さい」って言われて絶望しました。今、鼻トナカイなんですけど。

ニキビは見た目は小粒でもピリリと目立つ嫌なやつなのです。

ちなみに10代でできるものがニキビで、それ以降にできるのは「吹き出物」と呼ぶらしいです。私は今年から100代なのですが何と呼ぶのでしょうか。

あほの関西人、美肌研究家とか言い出す

実は私、何を隠そう美肌研究家なんです。自称ですけど。

男のくせに異常なほどに肌にこだわります。美肌を研究します。「女子か」って言われてもやります。それは一体なぜでしょう?

その理由は学生時代、地獄のニキビ生活を送っていたからです。たかがニキビ、されどニキビ。私にとっては地獄ニキビでした。悩みすぎて美肌に対する憧れが強く、どこまでも美を追求する美肌変人になってしまったのです。

10代のニキビの悩みは普通なのかもしれませんが、私のニキビはレベルが違いました。ニキビは青春のシンボルとかいいますけど、勝手なこと言ってくれちゃって。他人事にもほどがある!あれは悪魔の烙印なんじゃ!ふざけんなー

すいません、過去の記憶が蘇って取り乱してしまいました。

せっかくなので、本日は美肌について語らせて頂きましょう。私は健康マニアであり美肌マニアなので、肌のトラブルでお悩みの方にとって、お役に立てるかもしれません。私はあほで変人ですけど、肌のことについては、なかなかやる男ですよ。

ニキビ地獄始まる

私が中学2年生になった頃でしょうか。それまでは色白で、自分も言うのもなんですが、肌がツルツルで女の子みたいにきめ細かい肌でした。

しかし、ある時から急激に肌が脂っぽくなり、一気に顔中にニキビができてしまいました。ニキビが顔にできるというよりも、ニキビの中に顔があるというぐらいの凄まじさです。

毎日顔は赤く、毎日違う部分が痛くて大変でした。また頬や首だけでなく、鼻の真ん中に大きなニキビができたり、頭皮の見えない部分や唇、耳の中、背中、ありとあらゆるところにニキビができてしまいました。

私は怯えました。明日起きたら俺はニキビそのものになっているかもしれない。この小さなニキビが合体して1つの巨大ニキビになっているのだ。今は笑い話ですが、当時は本気で悩み、怯えていたのです。

中学生といえばお洒落をしてカッコつけたい時期なのに、私はもう外に出たくない。人に顔を見られるのが辛い。好きな女の子に近づけない。恋愛に積極的になれない。何もできない状態でした。

私の顔を見た友人に「またニキビ増えてるやん」と驚かれるのが辛くて仕方なかったです。クラスメイトには「ニキ夫」などとからかわれ、傷つきました。「スネ夫」みたいに言うなっての。

でも確かに当時の自分の写真を見て「リンゴやん!」と自分でツッコミを入れてしまうほど、ニキビで顔は腫れて真っ赤でした。

ちなみに「ニキ夫」は「ニキオ」とは読みませんよ。「ニキオット」ですからね。知らんがな。

さて、たくさんの洗顔料を試し、パックも試し、サプリメントや漢方薬も飲み、一応努力をした私ですが、結局何も変わらず、高校生になりました。

高1で少しましにはなりましたが、肌の汚さは凄かったです。太陽の光に当たると凄く目立つので常に日陰にいるような感じでした。

高校の三年間はニキビができては消え、またできて、と肌が綺麗になることはなく、顔が脂でテカテカ。りんご状態よりはマシにはなりましたが、常に顔のニキビには悩まされました。

そんなニキオットな私でしたが、ある時から美肌の神(ヴィーハダ)が舞い降ります。

18歳を過ぎる頃から急激にニキビが消えていき、肌が綺麗になっていきました。それまで散々ニキビを潰していたので、肌がボコボコのニキビ跡になってはいないか心配でしたが、そうでもありませんでした。

そして20歳ぐらいになると、たまにニキビができることはありましたが、周りから「肌綺麗ですね」と言われるようになったのです。

大人ニキビ、始まる

私のニキビが消失して肌が綺麗になったのは、思春期が過ぎたからであって、努力で治したわけではありません。ですから、この時の私はまだ美肌を研究したり、健康について深く考えることはありませんでした。

そんな私は肌が綺麗になったことをいいことに、調子に乗って今考えれば恐ろしいほど不健康な生活をしていました。

たとえばタバコ。今は完全にやめましたが、当時は毎日スパスパ吸っていましたし、コンビニ弁当、ファーストフード、お菓子にジュースと栄養面は何も考えず、不規則な生活を続けていました。

これでもかというぐらい調子に乗って、自堕落な生活をしていたのですが、22歳ぐらいでしょうか、急にニキビ、いや吹き出物ができだしたのです。

今回の吹き出物は思春期の地獄ニキビとは違って、大きなニキビが一つ、二つとできるタイプでした。しかもなかなか治らない。いじると跡が残る、やっかいな強化型タイプでした。

最初は甘い物食べすぎたかな?と思っていたのですが、毎日のように出現する吹き出物は止まってくれません。

大きな吹き出物はすごく目立ちます。しかも痛い。重くて痛い。とても苦痛です。私は焦りました。

でも、どうしたらいいか私にはまったくわかりません。そもそも何が原因なのかわからないのが問題でした。

私はネットで「大人ニキビ」や「肌トラブル」について調べました。とにかく肌を清潔にしようと思ってたくさんの洗顔料を試しました。

「これは良い」と誰かがレビューしていれば、とりあえず試す。風呂上がりの化粧水やクリームなんかも全部試す。サプリメントも飲んで生活スタイルも見直して、大人ニキビ対策を行いました。

しかし、大人ニキビ軍は非常に手強く、地獄ニキビ軍とは粘り強さが違いました。明日起きたら自分がニキビそのものになっていたらどうしよう!あの悪夢、恐怖が私を再び襲います。

(どうする、マジでどうする俺!?このまま怪人ニキオットに戻ってしまうのか・・・?助けてヴィーハダ!)

あほの関西人、アドバイスされる

ある日、職場で仲の良かった女の子が、副業で化粧品やサプリメントを扱っている美肌のスペシャリストだという話を聞き、肌トラブルについて相談してみることにしました。

そこで聞いたことは、肌を綺麗にしたかったら「中から綺麗にしないといけない」ということでした。肌をケアする時の考え方は「中から8割、外から2割」だと教えられました。

ネットでもよく書いてありますけど、その時の私はまったく無知だったのでビックリしました。「いやいや、ニキビができたら直接ニキビに薬塗った方が早く治るに決まってるやん」と言い返した記憶があります。

しかし違ったのです。

いくら頑張って肌のケアを外から行っても、健康じゃなかったら意味が無い。栄養をしっかり摂らないと意味がない。そして栄養はバランスが大事ということを知り、私は愕然としました。

栄養は一応摂っているつもりでしたが、バランスなんてそんなに考えてないし、知識もありません。ビタミンCだけたっぷり摂ってもあんまり意味ないとか知らんかった・・・今まで俺は何をやっていたんだろう。

「栄養はええよう、ってのは理解した。でも、毎日栄養をしっかり摂るなんて無理やろ」

その時、説明していた女の子の目がギラリと光りました。

「そこで!毎日必要な栄養素をしっかり摂れるのがこのサプリメントなんです!」

(う、うまい!絶妙なタイミングで売り込んできやがった!最初からこれが目的だったのか。しかし・・・悔しいが、欲しいぜ!)

そのサプリメントは調べたら有名な商品で、別に怪しさも無かったのですが、ただ値段が高い。私にとってはとにかく高い。これがネックでした。

しかし飲むしかない。これしかない。私はニキオットだけにはなりたくなかったのです。

あほの関西人、お腹痛くなる

私は早速、購入したサプリメントを飲み始めました。

一つ気になっていたことは、購入する時に「サプリメントを飲むと好転反応が出るかもしれない」と言われたことでした。

好転反応とは サプリメントで栄養をしっかり摂ることによって毒素や老廃物が排出され、それによって一時的に起こる「体の不調」のこと。肌の場合は、綺麗になる前に一時的に吹き出物ができるなど、症状が悪くなったように見える現象が起きることがある。

私の場合は肌に関して言えば悪化するということはなく、少し改善されたようでした。しかし、当時の私はもの凄くお腹が弱く、いつも調子が悪かったのですが、それがさらに酷くなり、毎日酷い腹痛に悩まされることになったのです。

※腹痛についてのエピソードはまた別の機会にお話しさせて頂きたいと思います。お腹の健康でお悩みの方にとっては参考になるかもしれません。

「うおーっ!もう辛抱たまらん!ワイ、サプリメントやめるわ!」

私は毎日あまりにもお腹が痛いので、サプリメントをやめることにしました。そしてサプリメントに頼るのではなく、食べ物をしっかり食べること、そして生活習慣の見直しによって健康と美肌を手に入れようと誓ったのです。

あほの関西人、健康になる

それから私は毎日食べることのできる食材、なるべく料理しなくても、単体でそのまま食べることができる食材をピックアップしていきました。

そして食材の栄養成分をネットで調べ、一覧表にしてどんな食材を食べるべきか、自分ならどういった料理で摂取できるかを研究しました。

このようにして毎日研究を重ね、栄養成分、健康効果を調べ、自分なりにバランスよく栄養を摂れるように努力したのです。

その結果、肌はツルツルになり、お腹は驚くほど健康になり、遂に私のもとに健康の神(ヨスィダ・ケンコー)が舞い降りたのです。

美肌を手に入れ、健康になった過程、どのような食材を選び、どのような努力をしたのかは、また別の記事でお話するとして、今日は長くなったので最後に一つだけ、私のおすすめ食材をご紹介します。

これさえ食べておけば、とりあえず大丈夫!

そんな素晴らしい食材は

「焼き海苔」です。

そう、あのごはんと、おにぎりとして最強コンビを組んでいる「焼き海苔」が、実は陰の大ボスだったのです。

あの薄くてペラペラの焼き海苔の何がスゴイの?

そう思う方もいるかもしれません。私もそう思いました。

しかし、海苔は海の野菜と呼ばれる栄養満点の食材だったのです。

ビタミンだけでも

A、B1、B2、B12、C、E、K

こんなにあります。

実は焼き海苔にはビタミンCがたっぷりで、100gの含有量でいえば、確かレモンの倍ぐらいあります。今調べたら焼き海苔1帖はみかんの1.5倍あるそうです。

しかも海苔に含まれるビタミンCは熱に強く、焼いても栄養素が壊れないのです。だから焼き海苔はビタミンCたっぷりなのです。

ちなみに卵は完全栄養食品と言われていますが、実はビタミンCが含まれていません。どこが完全やねんと思ったのですが、でも卵と焼き海苔をセットにすれば、本当の完全栄養食品のできあがりです。

さらに焼き海苔はビタミンだけでなく、貧血予防に効果のある鉄分、大豆に匹敵するタンパク質、体内のミネラルバランスを調整してくれる、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、ヨウ素など、また食物繊維も豊富です。

どうですか?あの薄いペラペラな焼き海苔には、こんなにたくさんの栄養素が含まれていたのです。

しかも焼き海苔はいつでも簡単に、そのままで食べることができますし、毎日摂取することが難しくありません。

焼き海苔には美と健康、若返りのパワーがたっぷり含まれていたのです。これは食べるしかありませんね。「3切40枚」などカットされている焼き海苔を購入すると、食べやすくて便利ですよ!

「味付け海苔」は「焼き海苔」よりも味を付けている分、塩分とカロリーが高くなります。

長くなりましたが、今後も機会があれば美と健康についての記事を書いていきたいと思います。最後まで読んで頂きありがとうございました。

※美肌のための有料健康記事、登場しました!

END

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ここだけの話ですが、現在タイムマシンを作っているので、その資金に使わせて頂きますね。サポートして頂けたら過去のあなたに大事な何かをお伝えしてくることをお約束します。私はとりあえず私が14歳の時の「ママチャリで崖から田んぼにダイブして顔面めり込み事件」を阻止したいと思います。