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馴染みのお客さんでいっぱい! 本間さんちのはちみつがおいしい理由

こんにちは。はじめまして。
群馬県高山村に住んで2年目のさわです。

少し前まで、がっつりお仕事をしていて
中々、高山暮らしを楽しめていなかったのですが
これからいっぱい遊びたいと思っています。

私の好きな高山村の風景のひとつはこちら。

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高山村に訪れると誰もが立ち寄ってしまう
道の駅 中山盆地』。
朝晩の寒暖差のある高山村だからこそ育つ
美味しいお米や野菜が『道の駅 中山盆地』の直売所には
所狭しと並んでいます。

今回、取材させていただいた
蜂屋の本間悟(さとる)さんが営む『吾妻養蜂場』のはちみつも、
もちろん『道の駅 中山盆地』で、手にすることができます。

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元々、板金屋さんだった悟さんのお父さん(利雄さん)が、
胃腸の弱かった悟さんのお母さん(英子さん)と一緒に、
ミツバチを飼い、趣味からはじめた養蜂。
蜂屋として看板を掲げ、35年以上の月日が流れました。
悟さんはその姿をみて育ち、
小学生の頃から蜂屋の仕事をお手伝いしていました。

24歳のときに、蜂屋を継いで早16年。
今は、悟さんと奥さんの暁子さんとで採蜜し、
お父さんの利雄さんは助っ人としてお手伝いしてくれています。
瓶詰めやラベル貼り、包装などの作業は
お母さんの英子さんと暁子さん。
ご家族で手分けしながら、養蜂場を営んでいます。

『吾妻養蜂場』のはちみつは、蜜源豊富な群馬県の東吾妻を中心に
ここ高山村でも5箇所くらいで採蜜しています。

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群馬では、アカシアとトチ、クリなどの蜜が豊富。

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天気と花の状態など、良い時期を見計らい
養蜂箱を設置します。
ミツバチが花から蜜を集めるのは約1週間。
この時期を見逃してしまうと、
おいしい蜜が採れるチャンスを逃してしまいます。
養蜂箱を設置する時期を見極めるのが
蜂屋の勝負どころ!

トチの花の蜜に誘われて、本間さんちのミツバチたちがやってきました。

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本間さんちのはちみつは、
自然のはちの力を最大限に活かし
ほぼ人の手を加えない”無添加”で”完熟”。
しぼったまんまの天然はちみつです。

”完熟”って?
そう、はちみつには”完熟”の合図があるそうです。
ミツバチが集めてきたばかりの花の蜜は
水分が多く含まれていて、少しさらさら。
その日に集めてきた花の蜜をミツバチ達は
自分たちの体温で蒸発させ、水分を飛ばし濃縮します。
そうすることにより栄養のある濃厚な、はちみつになるそうです。
濃縮が終わると貯蔵するために、
小さな巣箱のような”巣房”にミツバチ達は
ミツロウで蓋をし始めます。

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それが”完熟”の合図。

”巣房”がミツロウで蓋されるのをじっくり待ち...

そして...

ミツロウの蓋を削ると...
とろ〜りおいしいはちみつの出来上がりです。

”巣房”に蓋をするために、
ミツバチから分泌されて出来るミツロウ。
その量は、ほんの僅か。
身近なところでは、ハンドクリームやリップ、
ロウソクやミツロウラップ、木製品のツヤ出し など多岐にわたります。

1匹のミツバチが一生のうちに集蜜できるはちみつは、
ティースプーン1杯(約5g)といわれています。(ミツロウはその10分の1)
今回ご紹介させていただいた、はちみつ・ミツロウ意外にも
ミツバチから、たくさんの恵をいただいています。
自然との関わり、命を育むことの尊さを改めて考えずにはいられません。

秋から冬にかけては、ミツバチさん達もおやすみの時期。

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春になると「ミツバチ達は元気かな?」と、巣箱の様子を見ながら
箱の中をきれいにして、他の蜜が混ざらないように気を配ります。
そしてミツバチ達はまた、おいしい花の蜜を採りにいくのです。

「からだのためをおもって、はちみつを手にとるお客さんに、
 胸を張って届けられる、おいしいはちみつをつくり続けていきたい。」
と語る悟さん。

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はちを想い、人を想う悟さんがつくる、はちみつだからこそ、
その味に惹かれてリピーターになる人も多いと聞きます。

最近、知り合いから「こんなはちみつ欲しいっ」と頼まれて
つくり始めたはちみつは、スズメバチが浮かんでいます。
聞いた時には、びっくりしましたが、血圧を下げる効果があるそうです。
そんなところにも悟さんの人柄が溢れているなぁと思いました。
こちらも、『道の駅 中山盆地』の直売所で手に取ることができます!

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本間さんちのはちみつに会いに
高山村の自然を楽しみに、遊びに来てください!

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●・●・●・●・●・●・完熟はちみつのラインナップ・●・●・●・●・●・●

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== 完熟はちみつ ==
・プラボトル  300g / 500g
・ビンボトル  600g / 1000g / 200g
・お土産小ビン 120g

== 里山製品 ==
・蜜蝋クリーム
・熊の油
・鹿の角

◆・◆・◆・◆・◆・お問い合わせはこちら・◆・◆・◆・◆・◆・◆

吾妻養蜂場 本間 悟
群馬県吾妻郡高山村中山3452
ご注文:Tel / Fax 0279-63-2212


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