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心理テクニック・心理傾向②

先日投稿した記事の続きである
誰かのお役に立てるのなら光栄である

自己関与の幻想

自分が関与したほうが良い結果が生まれる、と思い込むこと

宝くじは自分で買うもの、と考えているようなことがいい例
自分でやらないと気が済まない、ということもこれ

自己奉仕バイアスは自己肯定だが、こちらは安堵を求めるもの

ギャンブラーの誤謬

確率事情において何度か試行した結果、生じていないパターンについて発生確率を高く見積もること

「次こそは」という思考
しかし、確率は変わらないゲームばかり

日本人は顕著である

ヒューリスティック

自分の思考パターン・少ない材料、サンプルのみで状況判断すること
簡単に言うと短絡思考

一概に悪いものではなく、むしろ私生活においては望ましいことも多い

日本の教育システムで育まれるのはこの思考法である
またの名を「帰納法」
この逆の思考法を「演繹法」という
かの有名なロジカルシンキングのことだ

認知バイアス

みんなが同じ方向に間違えるような、本当の確立を見えなくさせるバイアス

みんなが株価を高く見積もるのは、みんながその企業の評価を「知名度」で判断したり、ニュースなどで業績が良かったという情報を得たため

右向け右

自己正当化

ある事情を行う意思決定をし、実際それが発生したとき、その選択の正当性、見積もった確率を「無意識に」修正すること

肯定材料には耳を傾け、否定材料を拒絶する
冷静な判断ができなくなっている

「あのときはそうするしかなかったんだ。だっているはずの彼がいなかったし、体調もあまりよくなかったし・・・」

社会的証明

自分がよくわからないことは、他人の真似をすること
世間一般でいう「横並び」

これは群衆行動(ハーディング)につながる

合成の誤謬

マクロの活動とミクロの活動がねじれていること

例えば、個人は貯蓄することにメリットがあるが、国としては消費しないと経済が回らずデメリットになる、というようなことである

管理職の意見と現場の社員の意見が相違することも、合成の誤謬である
「管理職は本当にやるべきことをわかっていない!」
当然である
現場の社員も、管理職からすれば経営のことをわかっていない、と思われているものだ

政治は国民との間のこの誤謬の解消を図ることが本来の目的であるといえる

利用可能性の誤謬

ある事情につき、一つのパターンしかみていないことにより、一元的な解釈しかできなくなっているバイアス

ひとたび成功した必勝法、必勝パターンにこだわるのが、この誤謬である

ステレオタイプと呼ばれる人たちによくみられる
改善策は当然のことながら、色々なパターンを知ること、全て変化しているという思考を持つこと

回帰の誤謬

平均に戻るのに理由をつけること

例え突然大きく振れ、外れ値をつけたとしても、全ては平均値に戻るもの
その平均へ戻ること=平均への回帰はいうなら自然現象である
平行線上に、波線を重ねているかの如く

しかし、人はそれを人為的なものと思う傾向がある

調子を落としたスポーツ選手が、絶好調のコンディション時に戻そうと無理をするケースを散見する
しかし、単に人間の体調の周期が下向いているだけだったりする

終わりに

私は専門家ではない
これは違うぞ、というご指摘があることも承知のうえで記載した
なぜなら、私のように専門家でなくても、知っておいて得をしたという経験があるためだ

例えば「ギャンブラーの誤謬」
ギャンブルにおいて負けないために重要なことは「自分のルールを守る」こと
しかし、このバイアスを有していると、「もう少しやれば勝てるはず」と簡単にマイルールを破り、燦燦たる結果につながる

私が投資を継続できているのは、このバイアスについての知識を有しているからとも言える

日々の生活のなかで思い出していただきたい
きっと少し得をした気分を味わう瞬間が訪れるはずだ

なお、私はTwitterでも同名で活動している
少しでも日々の生活でお役に立てること何かあるかとツイートしている
多くの方に届けることが目的のため、フォローしていただけると幸いです
よろしくお願いします

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