見出し画像

事業継承と借金

おはようございます!
 
中小・中堅企業や病院で行われる
M&Aのきっかけは、
事業継承問題であることが多い。
 
企業や病院を継ごうという人がいないので
第三者に事業をまかせることです。
 
中には、事業は順調だが、
借入金を継承するのを嫌い、
事業継承が進まないケースがあります。
 
日本の場合、社長や院長が
会社や病院の借金を
個人で連帯保証している場合が
大半です。
数億円であっても、
個人の立場では二の足を踏みます。
 
私の父は、借金を残さずに会社をたたみ
引退できましたが、
周りには、借金が残るために
会社をたためない、人が沢山いました。
日本の中小・中堅企業は
新陳代謝が進まないと言われますが、
これが大きな原因だと私は思います。
 
気仙沼ニッティングの御手洗さんは、
地元の方に事業を継承することを前提に
会社を始めたので、
借金はしない方針ですと話していました。
一つの、定見だと思います。
 
さて、高齢化が進んでいきますが、
これは、後継者問題を
クローズアップさせることになるでしょう。
そして、M&Aなどの手段で
新陳代謝や事業再編が加速化していきます。
 
ほっと、肩の荷を下ろす経営者が
増えていくのは良いことです。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?