水に流してますか?
おはようございます!
「『許す』ことではないか」
と話したことがあります。
若いコンサルタントどうしが、
ふとしたきっかけで、
にっちもさっちもいかない関係に
なってしまった時でした。
優秀なコンサルタントで
極めてロジカルにことを進める二人でした。
私が「許す」という言葉を使った時、
心底驚いたように、
目を見開いた表情が忘れられません。
論理的であるはずのコンサルタントには、
あまりなじみがない言葉なのでしょう。
交渉事では、
思っていることに齟齬がないように
細かに記録を取り、
合意事項を文字にして、
確認しながら進めるのが大切です。
最近は、話すだけでよいと思う場面でも、
わざわざメールでログを残しながら
進めていくのを目にします。
しかし、
「忘却」も生きていくうえでの知恵です。
事細かに記録を残していたのでは、
忘れることができません。
話をするだけですと、
細かなことは、時間がたてば
忘れてしまったり、
まあいいかという気分になったり
するものです。
ICTが発達してくると、
何年にもわたってログが残ります。
仕事の上でも、プライベートの上でも。
意識的に、
「水に流す」ということをしていかないと
息が詰まります。
今日もよろしくお願いします。
安島
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?