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礼儀作法

おはようございます!
 
通勤電車の中で
爪を切っている青年がいました。
 
お化粧をしている若い女性はよくいますが、
爪を切っている男性を見たのは初めてです。
 
昨日は、新幹線の中で男性が、
フェイスパックをしながら座っていました。
 
周囲の人は眉をひそめていました。
 
何故、不快に感じるのか考えてしまいました。
 
田舎では、見知らぬ人でもすれ違いざまに、
会釈をしたりすることが多く、
田舎だなと感じます。
 
礼儀や挨拶は、相手に対して
あなたに危害を及ぼすことはしません
と意思表示することだ
と聞いたことがあります。
警戒心を解き、
敵をできるだけ少なくすることは
自分のためになるという意味です。
武道の基本でもあるそうです。
 
ですから、礼儀や挨拶は、
一義的に自分のためである
利己的な作法であるともいえます。
 
しかし、利己的ではあっても、
少なくとも相手の存在は認識しています。
敵になろうが、味方になろうが、
存在は意識されています。
 
翻って、通勤電車で
爪を切ったりお化粧をしたりする場合は、
周囲の人を気にかけていません。
存在すら認めていないといった風情です。
 
それが、周りを不快にさせるのでしょう。
 
どのような相手であっても、
まずは相手の存在を認めることが
大切なのでしょう。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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