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組織のひだ

おはようございます!

仕事仲間から面白い話を聞きました。

「京都にはひだがある」

山極寿一先生と鷲尾清一先生が
対談でそう話していたそうです。

そのひだには、
いろいろなものが隠されている。
その色々なものが
京都の豊かさをはぐくんでいる。

設計された人工都市へのアンチテーゼ
のように聞こえます。



ひだといえば、
腸内細菌は1000種類100兆個もある
といわれます。

人間や自然界の多様性というか、
底知れぬ未知が潜んでいる気がします。

知らないこと、
無駄にみえること、
意味なくみえることの方が多い
ということです。

わかっていることだけで作り上げた
人工の建物は人類の英知でありながら、
一方で分からないことを捨象した
薄っぺらい脆さも感じさせます。

英知を積み上げる努力を続けながら、
意味を見出せないものを包み込む寛容さも
大切にしたい。



ここまで書いてくると、
無知から非知という、
あえて知を捨て去るとした
親鸞に思いは馳せますが、
それはまた別の機会に考えます。

今日もよろしくお願いします。

安島

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