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あなたの味方だからという言い方

おはようございます!
 
事業運営では
「事業の論理」を大切にしています。
 
事業運営では、
様々な経営判断が求められます。
 
投資の判断、顧客対応の判断、職員の評価、
競争上の判断など様々です。
 
その時私は、
事業を永続的に運営していくために
何が必要かということを
最優先で判断します。
 
この場合、職員やお客さん、取引先などに、
短期的な不利な場合もありますが、
その判断がぶれることはありません。
 
私自身に不利なことも多々あります。
例えば私のやる気や承認欲求です。
しかし、事業の論理の前には、
私のやる気なんてどうでもよいことだ
と考えています。
 
一方で、職員やお客さん、
取引先や、自分の立場を
優先する人は結構いるものです。
 
事業の論理よりも、
共同体の構成員の立場を優先するのです。
 
こうした場合、
私には仲間をかばうように見え、
あってはならないと感じます。
 
ヒトの都合を優先すると、
判断軸が時々によってぶれ、
周りの人に説明がつかなくなってしまい、
えこひいきととられかねない
と考えるからです。
 
守ってもらった人と、
守った人との間には貸し借りが発生し、
その貸し借りをもとに
マネジメントをすることになり、
健全ではないと私は考えます。
 
「私はいつでもあなたの味方です」
という言い方がありますが、
あれも私には受け入れられません。
 
是々非々で付き合わなければ、
その人間関係はレベルダウンしていく
と私は考えます。
 
ただ、「私はいつでもあなたの味方です」
という言葉が巷に広がっているのを見ると、
もしかすると私は冷たい人間なのか?
と心配になります。
 
しかし、冷たいかもしれませんが、
これはいかんとも仕方がないことだ
と考えています。
 
DeNAの南場さんは、
「人に向かうのではなく、コトに向かえ」
といっていました。
 
南場さんのこの言葉には、
私の事業の論理とかぶるところが多い
と思っています。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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