大量解雇の国
おはようございます!
アメリカで大量解雇がされるようです。
イーロンマスクは、
Twitterを買うと同時に
3700人の解雇を通知しました。
約半数が対象で
全従業員は7500人とのこと。
たった7500人で
あのTwitterを運営していたのか
と私は驚ましたが、それは置きます。
すかさず、ザッカーバーグは、
Facebookを運営するメタで
1万1千人を解雇すると発表しました。
全従業員は8万7千人で
約13%にあたります。
アメリカで働いていた頃に、
なんでこれほど簡単に社員を切れるのか?
と驚いたことを思い出します。
アメリカの雇用は、
employment-at-will
という随意雇用が原則です。
期間の定めのない雇用契約は
雇用者・被用者のどちらからでも・
いつでも・いかなる理由でも・
理由がなくても自由に解約できます。
日本では、
従業員を守るために
会社は簡単に解雇できません。
アメリカはそう考えずに、
従業員はいつでも会社を離れられることで
自分の身を守ることができると考え、
その代わり、会社も従業員を
いつでも解雇できるとする
対等な契約を重視するのでしょう。
自らの身を守る権利として
銃の保有を重視するのと
同じくらいの彼我の差を感じました。
*
景気が悪くなると、
一気に解雇をして身を縮める。
事業構造を変えるときにも、
一気に人を入れ替える。
アメリカのダイナミクスは凄い。
しかし、日本もそうしなくては、
と私は考えません。
会社は共同体としての生活圏でもある
と考えるからです。
ただし、その代わり、
自らが自らを変えていく矜持が
なければなりません。
他人に強制的に変化させられるよりは、
自分で自発的に変化する方が
カッコ良いとも思います。
今日もよろしくお願いします。
安島
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