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得意技とのつきあい方

おはようございます!
 
野球の江夏豊さんの話です。
 
江夏さんは三振を取ることに
こだわっていたようです。
アウトを取るには打たせて取るほうが、
最低三球必要な三振よりも
効率的だそうです。
しかし、江夏さんは三振にこだわった
とのことです。
 
同じく巨人の王さんは
引っ張る打法にこだわったようです。
王シフトという
極端に右によった守りを敷かれても
この打法にこだわり
一塁手のさらに右を抜いたそうです。
 
自分の得意なことにこだわるのは
大切な基本だと私も思います。
 
その上で思うのは、
私がよく書く塩梅とかバランスも
大切だということです。
 
江夏さんも時にはチームのために
三振を狙わない場面があったでしょう。
王さんも球の位置によっては
流し打ちをしたことがあったと思います。
 
得意技にこだわるとしても、
こだわりすぎて
唯我独尊となってしまったり
「金槌を持つと、すべてが釘に見える」状態
になってはやりすぎです。
 
この塩梅をとるにはどうしたらよいのか
と考えることがあります。
 
レトリックで言うと
「重心は真ん中」
にすることだと今は思っています。


「重心は真ん中」とは、
偏りがなくニュートラルな状態のことです。
 
静と動で分けると、
静の時は「重心は真ん中」に保って
よく見て考える。
 
動の時は自分の得意技を基本に行動する。
行動が終わったら、
即座に静に戻り「重心は真ん中」とする。
 
自分の重心が真ん中かどうかは、
他の人の意見に耳を傾けたり、
自分を他人の目線で見たりして
自分を相対化することなのではないか
と思っています。
 
どうも道場でお世話になっている
先生の言葉のようになってしまいました。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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