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マネジメントの出発点

おはようございます!
 
「人質の朗読会」という小説があります。
 
人質に取られた八人が、
いつ解放されるのかと考えることに疲れ、
「自分の中にしまわれている過去、
未来がどうあろうと損なわれない過去」を
朗読し合うという話です。
 
製菓職人として自立した女性の
アルファベットのビスケットの話や、
連載小説を書く作家の
公民館の談話室での話など、
小さなことですが、
その人にとっては大切な話。
 
人とはそういうもので、
そういう些細なことが、
その人を支えているのだな
と感じることができる話です。
 
人には、そういう物語はありますね。
組織にも、そういう物語はありますね。
そこを掬い取った先が、
マネジメントの出発点だと私は思います。
 
あなたにとって大切な出来事は何でしょう。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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