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言葉の使い方で迷うとき

おはようございます!
 
主語を入れるか入れないかで迷います。
 
仕事をしていると、
主語がなかったり、
目的語がなかったり、
誰に対していっているのかを明示しないと、
とてもフラストレーションを感じます。
 
Slackを仕事でよく使いますが、
「はい、それ、忘れないでやりましょう」
など言う文章が来ると
私は心の中でブチ切れてしまうのです。
 
誰がやるの?
それって何?
そもそも誰に言っているの?
と思ってしまうのです。
 
そして、後のトラブルは、
そのあいまいさが原因であることが
ほとんどです。
 
日本語の悪いところです。
 
そんな私は、軍隊の伝令文書が大好きです。
「〇〇に告ぐ、△△までに、□□山取れ」
軍事行動ですから、
きわめて完結で形容詞なし。
間違いようがありません。
 
時間の読み方も、
ヒトマルフタフタといえば
10:22で、間違いようがありません。
 
私は仕事でも時間表示は
ただの4桁1022で済ませます。
誰も真似してくれませんが...
 

 
ただ、そうしてはいますが、
とても不安でもあります。
 
日本語から離れることの不安です。
 
うちの子が
「行ってきまーす」と言えば
うちの子が出ていくのだなと分かります。
 
いちいち、
「わたし、行ってきまーす」
と言われたら、
かえって心配になります。
 
一人称、二人称、三人称が
混然一体となったのが日本語です。
 
貴様という人称代名詞は、
敬意を込めて使われていましたが、
今ではけんか相手への蔑称です。
 
彼も
ジェンダーフリーの相手を
指していましたが、
今では男性の恋人を指します。
 
ことほどかように
日本語での人称代名詞は
とらえどころがありません。
 
ヨーロッパでも
人称代名詞がカチッと確立したのは
中世と聞きます。
 
にもかかわらず、
私は仕事上とはいえ、
しつこく、主語、述語、目的語などを
簡潔に書きますし、
それを他人に求めているわけです。
 
それほど、人は個を求めるべきなのか?
人は他人と混然一体なのではないか?
さらには、人は自然と一体ではないのか?
 
そのようなことを心配して
仕事しても意味はないのですが。
 
人として
大きな何かが欠落してはいまいか?
海で泳いでいて沖に流されてはいまいか?
そう、不安になるのです。
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島

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