イマ・ココに集めるライブの力

おはようございます！
 
大河ドラマはよく見ます。
 
いつも気になるのが、
始まるまでのあの壮大な音楽が
流れる時間です。
 
これを見たり聞いたりしている人は
どのくらいいるのでしょうか。
 
私はせっかちなので、録画しておいて、
その部分を飛ばしてみます。


そういえば、私が子供の頃、
母は大河ドラマを
とても大切に見ていました。
 
家族に宣言していて、
日曜のこの時間は
大河ドラマを見るので、
静かにしてねと
言われていました。
 
子供ながらに、
大切なのだろうと
放映中は咳もせず
静かにしていました。
 
そのころ録画はできませんでしたから、
うるさくてセリフを聞き逃したらいけない
と思って結構緊張する静寂でした。
 
忙しい母にとって、
初めの長い音楽が流れると
台所仕事を素早く片付けて、
テレビの前に座る準備の時間だった
のかもしれません。
 
そう考えれば、
あの長い音楽もうなずけます。
 
お囃子みたいなもので、
「さあさあ皆さん、
そろそろ始まりますよ。
お集まりください」
という意味があったのでしょう。
 
＊
 
今は、録画や録音ができますので、
イマ・ココへのこだわりは
どんどん解き放たれています。
 
しかし、
一方でイマ・ココのライブに
こだわるコンテンツもあります。
 
スポーツはそうです。
サッカー、ラグビー、野球のW杯は、
ライブで観る人が多いでしょう。
さらに、現地の試合場に足を運ぶ
熱狂的なファンの方もいます。
 
瞬きした瞬間に、
決定的な場面を見逃すかもしれないので、
眼を見開いて選手の動きを追います。
 
見ている方も緊張します。
 
音楽のライブもそうです。
 
この便利な時代に、
イマ・ココのライブに
人を引き付けるコンテンツは
相当な吸引力が必要です。
 
それがまた、
ライブの凄みを期待させてくれ、
足を運びたくなります。
 
だから、
がっかりさせられたプレーには
ヤジが飛ぶのでしょう。
 
選手は大変です。
 
ライブにかける選手に応援を！
 
今日もよろしくお願いします。
 
安島