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自分のセールポイントを知るという事


『自分のセールスポイントを知るという事』


これは意外と単純にみえて、
なかなか難解である。

『自分』という『人間』は他人より
明らかに長時間過ごしてきた『人間』にも関わらず
他人より『自分』の理解度が低い。

かく言う私も『自分』という『人間』が
他人より低い低いわけだが、
これは一体どういう事なのだろうか?

皆、生まれながらにして、
環境、性別、体力、人種、趣味、思考、
様々であるのは仕方ない事なのだが、
それを『自分』が一番理解出来ていないのは
不思議な事である。


きっと『自分が自分の一番の理解者である』という人もいるだろう。


それもひとつの側面である。


しかし、他者と共存していく上で、
『自分』というものがどう見られているか?
気にすることはとても大事な事である。



今日、私はひとつの鍋を買った。



その鍋はテレビ番組「家事ヤロウ!!!」に出ていた
ニトリのマルチポットである。


私は料理も好きなので、最近酷使してしまった
揚げ物用の鍋に別れを告げ、新たな相方を
探し求めていたのだ。


購入を終え、いざ開封の儀式


すると、購入時には気づかなかった
パッケージの売り文句が目に入る。


【この1台で7つの料理が楽しめる】


https://www.nitori-net.jp/ec/product/8942183s/


いや、待ってくれ!

おまえの良さはそこじゃない!

おまえの良さは深くて、
ストレーナーも付いていて、
注ぎ口も付いていて、
茹でる、揚げる、沸かすに特化したやつじゃないか!

わざわざ、おまえが難儀な
炒める、煮る、和える、炊く作業を担う必要があるのか?!

上口が窄まっているじゃないか…。

無理するなよ…。

上記の7つなんて普通のフライパンでも出来るじゃないか…。

おまえには『おまえ』の良さがあるじゃないか…。



とはいえ、これも料理好きな私のいち意見なのだろう。


となると、他人すら『自分』をみれていないのである。


自分ですら、他人ですら、『自分』の解釈なんて自己都合。


そんなもんだ。



だから、他人と自分の整合性を取って、
『自分』の良さを見つけるしかないのだろう。




劇団での企画や、自分の企画の制作費として有難く使わせて頂きます。髙頭祐樹がやりたいことを出来るだけ多く皆さまに届けられるように色々と作っていきたいと思っています。