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いぬさんぽ えぴそーど☆わん!「陸前高田のベニヤマボウシ」

6月になりました。
そうそう4日には全国植樹祭が陸前高田市にある津波祈念公園で開催されます。
   公開した日が2日金曜日。天皇陛下が植樹祭に出席するので明日、土曜日から高田町の半分…いえ3分の2…いや全面的に警備が厳しくなります。気仙町、米崎町、竹駒町の一部も警備が入るので各ヵ所でポリスメンに停められるであろう車を使ってまでも出掛ける気力はなく、そこいらへんを散歩、犬散歩を楽しもうと思います。

  そして6月は衣替えのシーズン、おらいのお犬殿は衣替えさせたいほど毛が抜け…つかビーグル犬はまとめて抜けずパラパラ…パラパラ…抜けるものだから、コロコロ粘着ローラーは必需品である。
「お犬殿、お背中を失礼しま~つ!」
で、コロコロ粘着ローラーを犬の背中にかける。初期の頃は好奇心から背中をかさずに、「なに⁉なに⁉なにこれぇ~」と振り向いては粘着ローラーに向かってクン活&噛むという行動に持っていかれ、ジャレた後には3,4㌢の細く堅い毛がそこらへんの布などに突き刺さってるという状態になり、お犬殿から離れて布に粘着ローラーをかけ始めてもその最中にお犬殿が楽しそうに寄ってきては毛を散らばしながらジャレついてくるので切りがなくなり、諦めて掃除機を持ってきてお犬殿を追いかけ回しながら散らばった毛を掃除機に吸い込ませていました。毛が残っているけど放置するより少しはキレイになってます。
ちなみにゲージに入れるとビーグル特有の「森のトランペッター」が発動し声を室内に響かせてローラー活動に集中できなくなるので室内放置です。
3才になり落ち着きはじめた今は背中にローラーをかけれるようになり室内の毛は減ったかなと思い込んでます。(切りがないのよー泣)
 そんなビーグルなお犬殿との毎日のお散歩はいろいろと気づかされ、また出逢いもあってなかなか面白いものです。時々お犬殿の前世は「おっさん」じゃないかと思う…いや、思っている飼い主です。

おっさん…

最近のお散歩では「花」がとてもきれいで、とくに晴天の日は花の色、緑の色が映え映えで綺麗で散歩途中にグダグダに疲れてる飼い主にとって花や自然の色は癒やしなのです。ホニホニ…
陸前高田で語部・観光ガイドをやっているので花にはある程度知っておきたいもの。
ツツジとか椿とか、震災後は桜とハナミズキですかね。
そして今の季節は、「ベニヤマボウシ」を知っておかないとなのですよ。
で、本題に入るのであった。

「ベニヤマボウシ」 

氷上山 ベニヤマボウシ

 江戸時代末期(1830年ごろ)に氷上山六合目付近で自然変異で発祥したベニヤマボウシ。
 1930年ごろ伐採されましたが、その切り株から4本派生し、1990年まで成長を続けましたが、2本は枯死が確認されました。
 残った2本はその後も衰えながら花をつけ、大木となりました。それは有志のてにより、大切に守られてきました。
 それから、1976年には岩手県南部分場長より、野生種の実生台木を入手し、小友町柳沢の高橋さんらが、接ぎ木増殖技術によって増やすことに成功しました。
また同時に、陸前高田市へ保護願いを出すこともされています。
 自然変異で生まれたものは品種登録(特許認定)することができず、1985年ごろ盛岡の園芸試験場で「ミスサトミ」とネーミングされ、広がって行きました。
 オランダ、カナダ、アメリカをはじめ世界中に普及し、総苞片の美しさや育てやすさから、街路樹や庭園樹に向き、現在も人気を集めています。
 

「紅山ボウシ」とも書くんですね。「ミスサトミ」のネーミングはどこから…

 花びらに見える部分は総苞片で、実をつける花となる部分は総苞の中央部分で、十数個~20個ほど小さく咲きます。総苞は上向きで、形はやや丸く厚みがあり、開花前の天候が良く湿度が低いほど総苞の色が濃く鮮やかに広がるとされています。
 実が付くのは9月頃熟成します。1.5~2センチメートルの実の中には糖が多く、果肉は濃いクリーミィな食感で、酸味もあり、ジャムや果実酒に加工されたりしています。
 現在、発祥の地とされる氷上山6合目付近には、原木は無くなったものの、長い年数標柱が建てられておりました。標柱も倒れ朽ちてきましたが、2013年標柱を立て直し、毎年苗木を植樹することで、氷上ベニヤマボウシの発祥の地を守っていく活動が続けられています。

 「碧いなぎさ セレクションVol.1」より抜粋。

2023年6月4日の全国植樹祭の会場となった岩手県陸前高田市にある岩手県津波復興祈念公園の伝承館や道の駅の側にはヤマボウシがちょうど見頃を迎えています。ヤマボウシ透き通る白色がお空が曇り空でもキレイに映えててそれみ見入ってしまいベニヤマボウシも植樹していたか忘れてしまいましたが、ヤマボウシの花たちが天皇をはじめ、全国からの御来賓の方々をお迎えすることでしょう。
前日当日、会場の祈念公園なんて犬散歩しなきゃ見えてこないような高台に住む私の家側まで規制範囲になるとは…ドローンなどを考慮すればそうなってしまうのでしょう。ホニホニ…便利だけど大変な世の中だなぁ…
と、犬散歩しながら近くの公園のヤマボウシを撮影。5月の終わりの晴天にキレイに花が映えておりました。日陰は爽やかで風が心地良いでございます。
アスファルトの路面が熱かったみたいで土の上が犬の足の裏を気持ち良く冷やしてくれているらしくご機嫌なお犬殿。撮影がてらヤマボウシの木の下でオヤツ&水分補給の休憩。

すっごくキレイに咲いてました。(2023年5撮影撮影)

「はーい、こっちむいてぇ~オ・ヤ・ツ♪ オ・ヤ・ツ♪ オ・ヤ・ツ♪
 まてっ!まてだよ~ホイっ!📸」

いやぁ~ん♥️世界で一番ウチのお犬殿がめんこいぃっ!!♥️

バカだな……、飼い主(自分)

ヤマボウシの花言葉は「友情」いつまでも一緒だよ。お犬殿。

犬散歩の小休止のことでした。

ど~んとはれっ♪ (*^_^*)

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